なにげなく初めて手にした「LaLa」に、ちょうど1話目が載ってました。
（その時は連載じゃなくて、前後編だったかな？）
それから、まさかこんなに続くとは思わなかったデス。
見栄っ張りで、外面のいい主人公雪野が、ほんとうの優等生有馬に本性がばれてしまい、
反発しつついつしか惹かれあっていく二人。
めでたくカップルになり、ほのぼのラブコメ路線かと思いきや、
だんだんと暗～い展開になっていって、途中は「これでもか！」って位ダークでシリアスでした。
有馬には、雪野の想像以上に暗く悲しい過去があり、その為に本当の自分を出せず、
上辺だけで人と接していたのだった。
そんな彼の傷をさらにえぐるべく、彼を深く傷つけた原因である生みの母親の出現により
有馬の心は、さらに深淵へとしずんでいく…。
そんな有馬の異変にやっと気付いた雪野が、彼を救おうとし、そして雪野だけでなく
周りの有馬を愛する人達に見守もられて彼もやっと光を見い出す。
後半のキーパ－ソンであった、有馬の父親が出てきたあたりから
どんどん話は進んで行った感じ。
周りの人たちもいろんな人がいて、それぞれの話もおもしろかったです。
割と、つばさちゃんと和馬君の話とか好き。
後唯一気になるのは浅葉君の今後かな？（笑）
ってな事で、まるく収まり大団円すぎるラストを迎えました。
そう、ラストは出来過ぎな位です（笑）
でも、途中いろいろあった事を考えれば、ほっと安心、さわやかな読後感で
よろしいのではないでしょうか。
「LaLa」の全員プレゼントの最終話ドラマCDまでもGETしたし、
カレカノファンとして極めたかな（笑）