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小さい頃読んで大感動したものです。ラストのセリフとか暗記する位読んだし(笑)
涙なしではラスト読めませんわ(号泣)
上原きみこのマンガは必ず感動して泣きますよ~。

しじま的評価 ★★★★☆

時代背景はフランス革命の頃。
捨て子のマリーベルは、お世話になっているお屋敷のおぼっちゃまロベールと仲良くなるけど、
大人になるにつれて身分違いという現実に悩み、愛し合っていながらロベールの為に身を引きます。

そして新たに出逢ったレアンドルという芝居好きの青年に反発しながらも惹かれ、
自分も女優になるという生き甲斐を見いだす。
けれど、貴族というものに振り回されレアンドルは舞台の上で息を引き取る・・・。

その振り回した貴族、ジャンヌというライバルとの出会いにより、
真剣に女優を目指し、まずしいながらも、一生懸命生きていきます。

そんなマリーベルだから、彼女に惹かれる男性が次々と現れます。モテモテっす。
その中でロベール似のジュリアンとは、かなりいいセンまでいくんだけど、
結局マリーベルはロベールが忘れられなくて。。。
さらに革命家となった兄、サンジュストとの再会、
揺れるフランスの情勢を背景に現れる義賊「青い薔薇」。

フランス革命の勃発と、まさに波瀾万丈なマリーベルの人生!
みんなどんどん死んじゃって、マリーベルはひとりぼっちになってしまうけど・・・!!

とにかくラストは泣けました。
一生懸命生きるマリーベルを支えた人達は、マリーベルの心の中で生き続けて、
マリーベルも本当の幸せにたどり着くんですね。
遠回りしてしまったけど、やっぱり・・・ネ♪

少女マンガの王道が読みたくなったら、上原きみ子さんは、外せませんな。
他に「舞子の詩」とか「炎のロマンス」とか「青春白書」とかも
おもしろかったし、感動したな~。