千葉大学合唱団とは、私が宇都宮大学の学生だったころからの古～いお付き合い。
現役の学生たちともマリスステラコンサートなどで交流がありましたが、定期演奏会では初めての演出担当となります。
『賢治と嘉内 銀河鉄道の二人』
は、宮澤賢治さんと、その無二の大親友保阪嘉内さんと出会い、そしてと別れを、銀河鉄道の夜の物語と並行して語って行きます。
とにかく寺嶋陸也さんの曲が素敵です。
賢治さん側と嘉内さん側の２群に別れて歌い合う、ドッペルの形式です。
歌の技術が成長過程にある若者たちにとって、２群に別れてしまう事のリスクは非常に大きいです。しかし、千葉大の学生たちはよくやっています。この作品をしっかりと２群に別れて歌える学生団体は、千葉大以外にないかもしれません。
これまでに栗山先生や加藤直さんのご指導の下に表現することに取り組み続けてきた千葉大学合唱団の歴史を感じます。
（先日の稽古での１場面）
（メークしてもらうジョバンニ）
私の演出するこのステージの前、１ステージのドビュッシーも、２ステージの学指揮ステージ：心象スケッチにも、学生たち良く取り組んでいます。
いずれも簡単ではない曲が並びますが、非常に素敵な構成だと思います。
どうぞお楽しみにしてください。
千葉大学合唱団 第７５回定期演奏会
http://chibadaichoir.main.jp/?page_id=596
第75回 千葉大学合唱団 定期演奏会
日時：2017年1月13日（金）
19:00開演（18:30開場）
場所：杉並公会堂大ホール
：http://www.suginamikoukaidou.com/access.html
チケット：全席自由
一般 1,500円
学生 1,000円
高校生以下 無料
演目：1stステージ
Trois Chansons de Charles d’Orléans
(シャルル・ドルレアンの詩による三つの歌)
作詩：Charles d’Orléans
作曲：Claude Debussy
指揮：栗山文昭
2ndステージ
「混声合唱組曲 心象スケッチ」
作詩：宮澤賢治
作曲：髙田三郎
指揮：佐々木晶(学生)
3rdステージ
「シアターピース 賢治と嘉内 銀河鉄道の二人」
脚本・演出：しままなぶ
作曲・ピアノ：寺嶋陸也
指揮：栗山文昭
クラリネット：草刈麻紀
照明：大鷲良一
『演JOY！』
