みんなが自分と同じ感覚ではない。
期待してはいけない。
自分だったらこうするのに…と言い出したらキリがない。
人それぞれと思わないと。

意外と初めて逢ったのに、感覚が似ていて居心地がよくて、
温かさを感じることもある。
だけど、結局、どこかでズレが生じた時に受けるショックは大きくなる。
だから、心に傷がつかないように相手に期待しないようになっていくのかな。
でも、そんなに人の心は器用じゃないよね。
やっぱり、逢う人、逢う人に無条件で愛おしさを感じます。
でも、心のどこかで、相手に邪念がないか探っているところがあります。

もう傷つきたくないという心の予防線を張っている時点で、
まだまだ未熟者です。

これは本当の愛ではないですね。

わたしは弱い。
歌という支えがあるから、
生きて来られたのだと思う。


キラキラは一瞬にすぎない

ライブに来られる皆さんの笑顔に元気をもらってるのは
本当は私の方です。

色んなお客様がいて…
お一人で楽しめる趣味があるのも素敵だし、
ご家族で、親子で、カップルで、お友達と来られる姿には、
... 今の自分にはない大切なものを感じさせてもらえます。
私は寂しいからこそ、理想を歌っているのかもしれない。
だから、歌っているときは、
希望に満ちた…何かが舞い降りてくれたように笑えてる気がする。

私がずっと描きたいと綴っているのは…

周りに人が居るか居ないかじゃなく、
「心の寂しさ、孤独」を知っているからこその、
他人の言動に感じた温かさの感動。
他人は、自発的な気持ちがあってこそ成り立つ関係。
血のつながりがないからこそ、「思いやり」が「柱」となる絆。
だから、心と心のコミュニケーションが、大切です。
大きなテーマではありますが、
いつの日か私なりの歌を書き上げたい。