私のプロフィール画像にもなってる文鳥が、亡くなりました。


クリームなので元々個体として丈夫ではないのですが、6歳7か月、少し早かったのではなかと思います。


気持ちの整理のために書きます。


文鳥によくあるてんかん発作を持ってる子でした。

パニックからのてんかんが多かったと思います。

ここ2、3年は発作を起こしやすくなってまして。

加齢により発作を起こしやすくなる、典型的なパターンです。

これが決まって、病院の時に起こすんですね。

定期的な健康診断と爪切りの為に、3ヶ月に一度ほど、通ってました。


鳥飼いなら爪切りぐらい自分でやってやれよ、って感じる人が多いかと思うんですが、最初は自分でやってたんです。

ただ、パニック起こして発作になるタイプの子でしたので、興奮しやすいタチだったんですよね。

段々、切らせてくれなくなってしまって。

雛から育てた子だったんです。

だから手乗りのベタ慣れでギューギュー鳴いて甘えてくるし、籠から出しても指に止まったり手に止まったりして飛び立って自分で遊ぶとか一切しなくて。

だから人の手も指も怖がらず全然嫌いじゃなかったのに、爪切りの為に握ろうとするとそりゃもう暴れ怒り狂いまして。


お前手の中で回転しようとすんな!

足バタバタし過ぎ!

無理暴れんな血管も切っちゃう!!!

血管どころか指切るか折れそうで怖い!!!


ってなるまでに、そう時間はかかりませんでした…


昔はですね、もう少し大人しく切らせてくれたんですけどね…本当…。

以前飼ってた子は手乗りじゃなかったけども、こんなに暴れなかったのに…本当お前…暴れん坊将軍も吃驚なレベルだったよ…。

暴れ鳥の爪切りスキルは、私にはちょっと無かった…。


病院の先生とも上記に関して色々と相談して、極力負担のない様に3ヶ月に1度くらい、限界ギリッギリまで待って切りましょうって事に。

それでも毎回パニックからの発作起こしてましたけど…。

ショック死する可能性があるのは知っていたので、心配でハラハラするし怖いし今まで聞いた事ない声で鳴いたりするしで、もう連れて行くの憂鬱で憂鬱で…私より鳥のが嫌だったとは思いますけども。

でも爪はほっとくわけにはいかんのですよ…どんな動物でもそうですよね。

爪放置するデメリットって、どんな動物でも思ってる以上にデカいものじゃないですか…。

なので連れてったわけです、今回も。


今年の冬に入ってから、この子歳とったなーって思う事は色々とありまして。

寝る時間が増えていたり、止まり木じゃなくて座れるおもちゃに座ってゆっくりしてたり。

寒くなり始めてから、こういった行動が以前より格段に増えてました。

多分、体調がベストではなかったのかもしれません。

今更なんですが。

で、パニックからの発作、心停止でした。



え、嘘でしょ?ってなりましたよね。

元気だったんで、普通に。



ただなんかこう、加齢を感じさせる違和感みたいなのはほんと結構感じてたので。

病院連れてく前日にも、夫とそんな話を丁度しててたんですね。

だから割と納得もしてて。

悲しいんですけど。

でもって、私が出来ることと出来ないことを選択した結果であって、仕方のない事だったと思ってるのですが。

可哀想な事をしてしまった、っていう気持ちは多分一生残ると思います。


私のせいでとかもっとこうしてれば、って話は一切する気が無いし、意味がないし、その論点は持つだけ無駄なのでやりませんが。

ちょっと気持ち的にしんどいな、とは思います。



私も突然の出来事の上にあまりの呆気なさに落ち込んだのですが、夫がさらに落ち込んでまして。

夫にとっては人生において初ペットで、一番夫に懐いてた子だったんですよね。

可愛がってました。


唯一の救いは、夫が死に目を見ていなかった事かな、と。

初めて飼った、一番自分を大好きでいてくれたペットがあの亡くなり方したの見たら、ショックが相当大きかったと思う。



どこかに吐き出したいので書くんですが。

これまで見た事ないレベルのパニックからのてんかん発作起こしてたんですよね。

ちょっと吃驚する感じの。

え、なに、やだやだ、大丈夫?とか診察室で言った気がします。

あんま覚えてないんですが。

運搬用のケージに入れてたんですが、そこで地面に落ちて、ケージ内で羽を広げて地べた這いずり回って、って感じでした。

発作起こしても、これまでそんなふうになった事無かったんです。

で、多分その時点で心停止したんだと思います。


そのあとすぐに酸素吸入とか試みて、無理やり嘴開けたり、心臓マッサージしたり。

小鳥なので、もう無理だなと妙に冷静に思ったんですが、ワンチャンあるのかも、とか考えたりして。

なんか心臓バクバクしてました。

マッサージしながら先生が、小鳥は一度心停止すると…みたいに濁して、でも頑張って下さいました。


先生の手元が見えて、あ、ワンチャンとか無い、ダメなやつだって思いました。

文鳥のチャームポイントな赤い嘴と足が血の気引いて白くなってて、顔を見て直感でダメだって思った。

もう命が尽きてる動物の顔でした。

結構ペット飼ってきて何度も看取って思うんですが、確実に無理な感じってあるじゃないですか。

それでした。


多分私がストップかけないと先生はずっと蘇生処置しなきゃならなくて、掌に乗るような大きさの子がこねくり回されるみたいに可能性の無い処置されてるのは痛々しいことこの上なくてですね。

もう良いですって話をしました。

夫がここに居なくてよかったなーとか思いつつ。



なんか何処かに吐き出したかったので、ここで吐き出しです。