小学4年の時、スケッチブックに「不幸」と大きく書いてレタリングし、親に見られない様に隠し持っていたことがあります。あの頃、何を以て不幸と感じていたんだろう…友人関係かな…見た目のコンプレックスかな…でも幸せを感じてはいなかったんだね。幸せになりたいと思い始めた私がいたんだね。

 幸せってなんだろう~ずっと探してきた。ある時、大嫌いだった自分と仲直りをしたんだ。そしたら、なんか知らんけど私は不幸じゃあないって思えたの。

 自分を嫌いなまま、親友を作ろうと焦ったり、色白になりたくて日焼け止め塗ったりしても「幸せ」には繋がらないんだね。

 それに気付くのに30年以上かかったよ。10歳の私に教えてあげたい。

 まず、一番近くにいる自分と仲良くするんだよ。バケツの底の穴が塞がって、幸せを感じられるようになるよ。