緊急入院、緊急手術、流産と
身体的にも精神的にも
濃ゆい4日間が終わり、
無事退院になりました。
手術前に3000程あったhCG値は
退院時には200程に順調に減少。
これは妊娠4週目程の数値だそう。
妊娠していた箇所を焼き切ったとしても
妊娠成分はまだ残るわけですね。
これは出産して胎児や胎盤が出た時も同じで
すぐに0(陰性化)になるわけではなく
ゆるやかに0に向かっていくようです。
※下に妊娠検査薬の画像が出ます
続くつわり?っぽさ…不安に
退院時は特に不安なこともなく
すぐにいつも通りの生活に戻ることができました。
念のため痛み止めを退院時に処方してもらいましたが、
退院後1、2日に軽く痛みがあっただけで
気にならない程でした。
傷も膿むこともなく、しみることもなく問題なし。
術後も続いていた
生理1日目程の少量の出血も
退院後2日目にはちゃんと止まりました。
ただ唯一気になるのが、
入院中には特に感じなかった、
1日1回は起こる気持ち悪さ。
起床直後、朝食後、空腹時、就寝前などと
タイミングに規則性は無く
不規則にほぼ毎日発生。
つわりっぽい、ともいえるし
ただの胃もたれともいえる軽い気持ち悪さ。
なんだこれ…
不安になり調べると、
色々要因は出てきましたが、
当てはまったのが寝不足による気持ち悪さ。
入院中に溜まっていたことを色々と対応していて
かなり寝不足だったため、
寝不足による気持ち悪さかな?と思うも、
以前は寝不足で気持ち悪くなることはなかったので
少し不安に。
残っていた成分がどこかに着床して
妊娠が継続していないよね??(そんなことはあり得るのか?)
hCG値が増えていないよね???
と。
この時念のためにした妊娠検査薬の結果がこれ。
陽性反応が出ていましたが、
入院前よりは薄い反応。
薄くなっているということはhCG値が下がり、
妊娠は終わりに向かっているので、
次の受診で先生に聞いてみることにしました。
減りがゆるやかなhCG値
退院1週間後(術後10日後)に経過観察のため病院へ。
本来なら今日で通院は終了。
内診と血液検査を受けました。
ちなみに最後の受診だと思い、
主治医の先生にお礼のお菓子を持っていったら、
しっかりと受け取りを拒否され、笑
ちょっと気恥ずかしくなりました。笑
その病院の方針にもよるようですが、
患者さんからのお礼や差し入れはもらってはいけない
という規則の病院が多いそうなので、
持っていかれる時は調べてからのほうが
無難だとおもいます。笑
内診の結果は、
傷の治りも問題なし、エコーの結果も全く問題なし👏🏻
しっかり正常な状態に戻り、
子宮内もとてもきれい(!)な状態とのこと。
(きれい=見た目では悪い箇所は無いということかな?)
このエコーを見ただけでは
大網で妊娠したとは誰も分からないと思う
とも言われました。
そして血液検査の結果を確認。
結果、hCG値は約60でした。
これは妊娠約4週目程の数値。
下がってきてはいるものの、
陰性化の基準は0.5未満なので
まだまだ成分が体内にあることになります。
通常の子宮外妊娠の術後よりも下がりが遅いようで、
先生も困り顔。
子宮外妊娠の約95%は卵管内で起こり、
卵管を切除することが多くなります。
切除した場合は確かに成分が完全に無くなりそうですが、
今回私が妊娠したのは大網という場所。
大網は腸などをすだれの様に覆っている大きな臓器のため
成分をしっかりと取りきることが難しいのかもしれません。
先生もなんでだろうな~と悩んでいましたが、
値が上昇しているわけではなく減少傾向なこと、
また不正出血などもなく他に気になる点はないので、
また1ヶ月後に受診して
hCG値を追っていくことになりました。
そして気になっていた
つわりの様な気持ち悪さについて聞いてみると、
先生もはっきりと原因は分からず。
ただ、hCG値は妊娠4週目程の値で、
通常はつわりが始まる時期ではないこと、
また腹腔鏡手術のため手術の影響で
気持ち悪さが出ることも恐らくないとのこと。
(手術内容によっては他の臓器を操作されることで気持ち悪さが出ることもあるようです)
そのため恐らく今回の子宮外妊娠とは関係ないとのことで、
一応吐き気を抑える薬だけ処方してもらい
診察は終了しました。
この気持ち悪さの原因は結局最後まで分かりませんでした。
症例が少ないので
症状の傾向について判明していないことが多いのかもしれません。
このブログが誰かの役に立つと良いな。
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術後1週間の診察。
hCG値は減少していましたが、
また来月受診となり少し不安が残る結果に。
ここでhCG値が上昇を見せる場合は、
再度手術になる場合もあるようです。
次はまた1ヶ月後に受診。
hCG値がしっかり下がって
陰性化すれば良いのですがー…
つづきます。