自分の出生場所と出生時間が知りたくて母親から自分の母子手帳を借りた。

 

自分の母子手帳ってみたことありますか?

 

出生場所と出生時間以外にもなんとなしに他のページも見てみた。

 

 

 

そして保護者の記録という出生後の経過を記したところで私の目は留まった。

 

 

 

 

あやすと笑いますか。

     -はい。2か月25日頃から

 

家族と一緒にいる時、話しかけるような声を出しますか。

     -はい。8か月頃から

 

人見知りをしますか。

     -はい。9か月頃から

 

パパ、ママ、マンマ、ブーブーなどのようなことばを一つでもはなしますか。

     -はい。

 

相手になって遊んでやると喜びますか。

     -はい。

 

父母のしぐさをまねしますか。

     -はい。2歳ごろから

 

クレヨンなどで丸を書きますか。

     -はい。2歳ごろから

 

友だちと、ごっこあそびをしますか。

     -はい。3歳ごろから。

 

 

 

 

こんな感じで私の成長の過程を母親が記録している。

数か月ごとに各項目の質問に答える形で記している。

 

 

これを見たとき、私は何かたまらない気持ちになった。

 

大人の私が俯瞰して子供の成長を見守っている感じ。

 

なんか愛しくてしかたない。

 

少しずついろいろなことできるようになっていく過程が愛しくてたまらない。

 

 

と同時に自分の母の気持ちがわかってしまった。

 

お母さん私のこと愛しくてしかたなかったんだな。

 

母の当時の気持ちにシンクロする感じになった。

 

理屈じゃなく、疑いようもなく、愛されている。

 

 

あ~~~!も~~~~!!!

 

 

こんなの泣いてしまう。

 

 

 

もちろん私の母親の性格からして

 

成長記録は適当に書いていると思う。

(第3子だし、もともと日記とか無縁の人)

 

現に私のつかまりだちの記録は11歳になっている。笑

(11か月ってことだろうな)

 

でも小さな、赤ちゃんな自分を俯瞰してみることになる母子手帳の威力はハンパなかった。

 

母親の育児日記みたような、ぐっとくるものもあった。


母に母子手帳あるか聞いたときにスッと出てきたのもびっくりした。

 

母は失くしてるか、捨ててるか、どこにしまったか分からなくなっているかなーと思っていたし。

 

それだけで、母が母子手帳大事にしてるのが分かった。

 

 

 

昨日の母の誕生日用に作ったさつまいものパウンドケーキ

私は軽い方が好きだけど母用にしっとり系にした。

たまにはしっとりも美味しい。

 

 

読んでくれてありがとう。