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素晴らしい


(戦後70年)隣人のぬくもり感じた

朝日新聞デジタル 

 訳すなら「抱きしめ隊」だろうか。「中日友好 抱抱団(パオパオトワン)」と記したパネルを掲げて、北京の街を歩く日本人留学生を描いた6分余りの映像作品が、日中の動画サイトで公開中だ。

 友好を願い市民と抱擁する「フリーハグ」の試み。「ここから僕らが始めよう――」。背景に流れる歌声は、両国の学生ら計60人が日本語と中国語、英語で呼びかける合唱曲だ。

 東京なら銀座にあたる繁華街・王府井(ワンフーチン)で昨春、撮影した。北京大学に留学中だった早稲田大学3年、渡辺航平(21)が発案し、中国人学生らと作り上げた。

 ハグの場面。初めは恐る恐る声をかけた。ベンチで休むお年寄り、スーツ姿の青年、ひとり、またひとり、ぬくもりを感じた。「釣魚島(尖閣諸島)は中国の島よ」と切り返す女性もおり、「日本へのいろんな温度を肌で感じた」という。

 父親が商社員だった渡辺は、小中学校の6年間を上海で過ごした。ちょうど北京五輪の時期だ。街のスピード感に魅せられた一方、反日デモにも遭遇した。

 「良い所、悪い所、その幅の大きな国。もっと理解したくなった」。大学になって留学した理由だ。

 領土や歴史問題など、双方のメディアが互いに否定的に伝え、反感を募らせていると感じる。「明るい話題を独自に発信したい」と動画をネットに流した。

 「抱擁で友好促進」。中国メディアは好意的に報じたものの、合唱の公演会場だった北京大はトラブルを懸念し、直前になって会場が学外に変更された。

 後日、渡辺は地元警察に呼び出され、「中国では集会を開くことが罪になることもあるんだ」と注意を受けた。ただ、担当者は最後に渡辺の肩をポンとたたいて、「若者の活動に意義はある。オレも仕事なんだ。分かってくれ」。見えていなかったものが見えた。

 日中の交流史は遣隋使以来、留学の歴史でもある。明治期には清国から多くの若者が来日した。戦争を経て1972年の国交正常化で交流が再開。いま中国で学ぶ日本人留学生は1万7千人、日本で学ぶ中国人留学生は8万人に膨らんだ





素晴らしい。


ただ純粋に和平を求めるその心は 必ず未来へ繋がっていくと信じています。



「ここから僕らが始めよう」


そう、きっと僕たちにも出来る事がある。




DEppa🍀