人が変わるとき


大人気漫画『ONE PIECE』


この漫画に1巻から登場するキャラクターにコビーという少年がいる。



メガネをかけた贅肉だるだるも如何にも弱そうなモブキャラなんだが、彼の変化が主人公の成長速度に負けないくらい凄い。


子どもの頃から海軍に入って悪いやつらを捕まえるのがコビーの夢。


そんな彼は、ひょんなことから間違って海賊船に乗ってしまい、そこから雑用係としてこき使われていた。


そんな最低な日常に突然現れたのが、この漫画の主人公であるモンキー・D・ルフィ。


ルフィと出会ったコビーは、彼が海賊王になるというとんでもない夢を聞いて驚愕するが、それを聞いて自分にも夢があることを思い出す。


海兵になりたい。


でも、今の自分は海賊船の雑用。


逆らえば殺される。


「どうせ、無理」


この思考にずっと囚われていた。


そこにルフィという男が現れることで自分のリミッターが外れて、夢への覚悟を取り戻す。


海賊船の雑用が船長に逆らうなど死罪確定だ。


だが、コビーは夢に生きると決めた。


船長のいいなりに逆らって海賊船を降りて海兵を目指す。


〝死〟を覚悟することで道は開ける。


これは究極の成功哲学ではないだろうか?


一昔前、経営者として大成するには3つの体験のいずれかが必要だと言われていた。


・戦争

・大病

・投獄


どれも死と直面する体験。


一度死んだ命。


生かされたなら世のため人のため存分に生きようではないか。


その覚悟が決まるのだろう。


これは死生観を現代を生きる私たちはどのように身につければ良いのだろうか?


確かに世界では戦争が今だに続いている。


が、日本人の私たちにとってそれは身近なものかと言われるとどうしても海の向こうの出来事として捉えてしまう。


大病。


確かに様々な病気に苦しむ人がいるのも事実だが、世界最高レベルの長寿の国ではこれもなかなか身近な問題としては捉えにくい。


投獄。


昔のような政治犯で投獄されることはなくなった。むしろ捕まるとなればそれは恥ずべきことである。


だが、様々な方とセッションをさせていただくとやはりこの死生観が一つのポイントになっている方が多いことに気づく。


・東日本大震災

・交通事故

・大切な人の死

・病気

・借金


程度の差はあれ、困難な状況がその方にとっての最高のポテンシャルを引き出すきっかけになっていることに気づく。


振り返れば「それがあったからこそ」と言える出来事だが、できればそんな体験を避けたいと思うのは正直なところ。


如何にして、平凡な日常に埋もれることなく、たった一度きりの人生を最高の人生として生きることができるのか?


僕が考えるに、多くの方にとって一番身近にあるのは、失恋ではないだろうか?


〝死〟ほどの痛みはなくとも、精神的にはまるで死んだかのような痛みを味わう。


これを乗り越えるのはなかなか大変だ。


誰かに相談して解決するものでもない。


病院に行って薬が処方される訳でもない。


これを乗り越えるには、自分が成長することに没頭するしかないのではないだろうか?


痛みから逃げるのではなく、成長することで乗り越える。


学生時代なら勉強やスポーツがこれに該当するだろう。


社会人になるとどうか?


僕は起業ではないかと思う。


たった一度きりの人生を最高の人生として生きるために。


〝痛み〟を忘れるくらい熱中できること。


それは何か?


一つの答えが〝起業〟


もしくは〝起業マインド〟を持って生きること。


その先には必ず成長がある。


そして、その成長の先には必ず新しい出会いがある。


人が変わるとき。


そこにある痛みとどう向き合うか?


戦うか?逃げるか?


そのときの選択が自分の成長に繋がる戦いを選択できるように、


コビーがルフィに出会って夢を生きる人生を取り戻したように、


僕も成長し続けようと思う。


誰と出会うかで人生は大きく変わる。


死生観を持ちながら自分の中に眠る無限の可能性を信じて。




Day.20/365


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