海外で日本の〝Ikigai〟という概念が注目されている。
もう何年も前に聞いた話だったが、ここ最近改めて聞く機会があった。
基本となる4つの指針
・好きなこと
・得意なこと
・稼げること
・世間が必要とすること
この4つのうち2つを掛け合わせたもの
・好き×得意
・得意×稼げる
・稼げる×世間が必要
・世間が必要×好き
・好き×得意=【情熱】
→学生時代の部活を思い出すとイメージしやすいかもしれない。
・得意×稼げる=【専門】
→一般的にフリーランスとして働いている方はここに該当する。今の時代で言えば動画編集やプログラミングなどIT系のスキルがイメージしやすいかもしれない。
・稼げる×世間が必要=【天職】
世間が必要と言う視点がイメージしにくいかもしれないが、人生の目的と言い換えると良いかもしれない。
自分の人生の目的を果たしながら、稼げるとなればそれは天職だろう。
どんなことがあるだろうか?
生まれ持った才能を活かしているパターン。
好きでも得意でもないが、稼げていること。
ここに関しては具体的イメージがあまりわかない。
・世間が必要×好き=【使命】
ここはボランティアなどをイメージすると良いかもしれない。
人助け。人の役に立ちたい。貢献したい。
尊いことではあるが、お金にはならない。
次は、3つの輪が重なるところ。
逆に言えば、一つの要素が欠けている場合。
・〝好き〟が欠けている
・〝得意〟が欠けている
・〝稼げる〟が欠けている
・〝世間が必要〟が欠けている
・〝好き〟が欠けている
→気は楽だが、むなしく感じる
・〝得意〟が欠けている
→刺激的だが自己満足で不安定
・〝稼げる〟が欠けている
→楽しくて満たされるが富は得られない
・〝世間が必要〟が欠けている
→満足するが無意味に感じる
お金のために会社で働くはどこになる?
給料が良い、好きと得意も活かせる、だがなぜか満足感がない。
そんなときは、〝世間が必要〟。
あなたの人生の目的について考える必要がある。
好きなことは出来ている、得意も活かしている、実現したい世界観もあるが、お金になっていない。
こここそマーケティングの出番だろう。
売れるアーティストと埋もれるアーティストの差。
偶発的に生まれるヒットではなく、意図してヒットを生み出す。
この差こそマーケティング思考であり、市場リサーチであり、顧客理解に尽きるだろう。
武井壮さんがオトナの学校という企画で授業されている様子がYouTubeにあった。
陸上の10種競技でチャンピオンになったにも関わらず、思ったような成功にはならなかった武井さん。
価値とは何か?
この動画の中で武井さんはそれを〝人が求める数〟であると表現されています。
これはキングコングの西野さんが言っているVIP戦略にも通じるところがある。
例え話で出されるのがモナリザの絵。
世界中の人が知ってるけど、作品は一つ。
人が求める数が圧倒的に多いから価値が生まれる。
努力をどれだけ積み上げても必ずしもそこに価値が生まれるとは限らない。
〝Ikigai〟と〝マーケティング思考〟
これをセットで学生時代から教えてくれる先生がいれば、きっと今を生きる大人たちの人生は大きく違っていただろうし、
日本と海外でこんなにも経済格差が生まれて、日本人が海外に出稼ぎに行くような経済状況にはならなかったのではないだろうか?
〝Ikigai〟と〝マーケティング思考〟
つまり起業家マインドを持って生きる。
現状に悩む大人たちが突破口を開くきっかけはおそらくここにあるのではないだろうか?
Day.19/365
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