『この世ゲーム』攻略の鍵①〝右脳〟
そして、その右脳の声を訊く方法を昨日は書いた。
今日は、その右脳の声を訊くときっとこんな感じになるんだろうな!という事例をわかりやすく紹介してくれている本を紹介したい。
小池浩さん著
『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ』
このイラストが何とも可愛くてナイスなキャラなのだが、このドSな宇宙さんが主人公のコイケにしっかりと指導をしてくれる。
特にこのドSの宇宙さんが厳しいのが〝口ぐせ〟だ!
主人公のコイケは、アパレルショップを経営していたが、それがうまくいかず、気づいたときには借金が膨らみ、その額は2000万円を超えていた。
これを買った当時は、
「僕と同じじゃないか!」
と、変なところで感動したのを覚えている。
そんな経済的にかなり厳しい状態のコイケは、弁護士を何軒まわっても「もう自己破産しかありませんね」としか言われなかったそうだ。
(よくわかる、、、。)
そして、車を運転していても、トイレにいっても、
「つーーーーっと涙が出てくる」
(これ、借金でメンタルやられてるときあるある)
「死んでしまえたら楽かもしれない」
(これも、借金メンタルあるある!笑笑)
だけど、借金の保証人は親だから、死ぬわけにもいかない。
そんな極限の状態のとき。
「もう、頼れるものは何もない」
「どうか助けて!神様、仏様、ご先祖様、宇宙様!」
そう叫んだときに突然現れたのが〝ドSの宇宙さん〟
この本と出会ったとき、僕はこう思った。
「コイケさんは、良いよな〜」
「宇宙さんがマンツーマンで指導してくれるんだから」
「何でコイケさんには出てきて、俺には出てきてくれねーんだよ!」
この発想がもうヤバい。
これじゃー、まるでジャイアンにいじめられて、ドラえもんに泣きつくのび太じゃないか!!!
超依存型メンタル。
だが、借金のみならず、目の前の現実が自分のメンタルのキャパを大きく超えているとき、それでも前を向いて力強く生きていくのは本当に難しい。
「なんでこんなことになってしまったんだ」
「真面目に努力してきたはずなのに」
目の前の現実は過去の自分の選択の結果。
別に誰のせいでもない。
が、誰かのせいにしなければ自分が壊れそうでいろんなところに八つ当たりをする。
僕は、この本に出会ったとき、理屈は理解できたし、口ぐせが大事だと言うことも頭では理解できていたが、実行と継続ができなかった。
スピリチュアルとか、量子力学とか、運気とか、波動とか、そんな目に見えないことを高いお金を払って散々学んできたはずなのに、
いざ、自分ごとになるとそれを頭ではわかっていても実行できない。
が、改めてこの本を手に取って思うのは、やはり宇宙さんは正しい。
この頭ではわかっているけど、実践できないを何とか出来ないものだろうか?
僕の解釈では、このドSの宇宙さんは、脳科学者であるジル・ボルト・テイラーさんが書いた本で紹介されている脳の中の4つのキャラの一人、キャラ④だと思っている。
ネドじゅんさんが言っている右脳さんも、このドSな宇宙さんとイコールの存在ではないかと思う。
もうみんなわかってきているはずだ!
本当に〝右脳〟の声に耳を傾けて、その導きに逆らうことなく、どれだけ自分の能力を発揮することができるか?
・瞑想が効果的なのはわかる
→でも、継続できない。
・日記や、日誌を書くのが良いともされる
→でも、継続できない。
良いとはわかっているし、そこにしかヒントがないのもわかっているのに、極限のどん底状態でもなかなかそこに向き合うことは難しいし、ましてや、それを信じて継続することはもっと難しい。
もし、身近にコイケにマンツーマン指導してくれたドSの宇宙さんみたいな人がいれば良いが、なかなかそうはいかない。
こういうときは、小学生時代のラジオ体操理論を活用するしかない。
今はもうほとんどなくなっているかもしれないが、僕ら昭和世代が子どもの頃は夏休みと言えば早朝のラジオ体操が定番だった。
6:30に近くの公園に集まってみんなでラジオ体操をする。
あんな朝早くから、あんなクソ面倒臭いことをなんであんなに毎日出来たのか?
それは、環境の力と習慣と力によるものだと思う。
【①:環境の力】
昔は、今よりも地域の横の繋がりと縦のつながりが強かったと思う。同級生の友達、上級生のお兄ちゃんお姉ちゃん、下級生の子たち。みんながいるから眠たい目をこすりながらも行く
【②:習慣の力】
ラジオ体操とセットになっているもの。それがスタンプだ。夏休みの間、ラジオ体操に行くと終わったときにスタンプがもらえる。このスタンプが大したことないのに、嬉しい。そして、それが継続されていくとできる限りコンプリートしたくなるから不思議だ。
幼少期の勝ちパターンを、目に見えないけど大切なスピリチュアルの実践にも活かすことはできないだろうか?
実は、このブログを書くというのが一つその役割を果たしている。
アウトプット。
アウトプットすることで、自分の思考を整理出来るし、少なからず見てくれる人がいる。
これが環境と習慣の役割を果たしてくれている。
今日紹介したドSの宇宙さんの本を僕が最初に手に取ったのは今から5年〜6年前だ。
主人公のコイケさんと僕の状況は、厳密に言えば異なる点が多数あるが2000万という多額の借金を抱えてメンタルが死んでいたという点では共通している。
もしかしたら、僕にもドSな宇宙さんがサポートしにずっと声をかけてくれていたのかもしれない。
だが、僕にはその声が聞こえていなかったし、この本からヒントを得ても、わかったつもりになって終わっていた。
悲しいかな。
時間はあっという間にすぎる。
今、これを読んでくれている方で、本当に状況が厳しい方はどのくらいいるだろうか?
もし、一人でもいるならその方に伝えたい。
やろう。
僕は、コイケさんと違って、ドSな宇宙さん=右脳=本当の自分の声に耳を傾けず、目先のお金を追いかけてさらに状況が悪化した。
今日の日銭が大切なのはわかる。
明日の支払い、今月の支払いが心配なのもわかる。
だが、宇宙から見れば僕たちが頭を抱えて悩み苦しむお金の問題なんて、大したことではない。
むしろ、それは本当の自分を発揮するために仕掛けられたネタでしかない。
そこに目を逸らして、本当に追いかけるべき人生の目的よりも、目の前のお金を優先してしまうと、僕の二の舞だ。
それだけは避けたいだろ?
どれだけ苦しかろうが、メンタルがボロボロだろうが、生きているし、生きられている。
フォーカスするのは、〝ない〟現実ではなく、目の前に〝ある〟現実。
フォーカスするのは、どうやってお金を稼ぐかではなく、どうやって本当の自分に目醒めて宇宙が求めるお役目を果たすか。
昨日の自分を超えていった先に、きっと今まで見れなかった最高の景色が見れることを信じて突き進む。
地球に生まれた奇跡を主人公として存分に遊び愉しむ。
Day.7/365
・1日1%の成長
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