「一番弱い人が一番可能性を持ってる」

昨年あまりに鬼滅の刃が話題になっていたので、しくじり太郎も映画を観に行った。

そして、もれなくどハマりし、漫画も全巻読破。

「おいおい、お前そんな余裕ないだろ?」

と、自分で自分にツッコミを入れながら

「息抜きは大切」

と、これまた自分で自分に言い聞かせる(笑)

最初この炭治郎のセリフを読んだとき、

「そんなことはない!強いやつの方が可能性あるに決まってる!」

反射的にそう思った。

だが、よくよく考えてみると炭治郎の言う通りかもしれない。

強いやつはいつだって自分の全力を出し切ってる。

限界に挑戦して、それを更新して、マジでかっこいい。

憧れる。

だが、注目が集まる分、警戒もされる。

それに、【柱】がいるとその他大勢はきっと安心して、油断する。

あ〜、怖かったけど、これで安心。
きっと、【柱】が何とかしてくれるだろう。

でも、【柱】一人じゃどうしようもないときは必ずやってくる。

鬼滅の刃のこのシーンでいうなら玄弥。



弱いやつが自分の弱さを超えて足をガクガクさせながらも恐怖と向き合う必然的な場面がやってくる。



ONE PIECEの頂上戦争で赤犬の前に立ちはだかるコビーもそう。

これを実社会に適用して考える。


既に成功している凄い人がもっと凄くなってもさほど社会は変わらない。

前澤社長の資産1,000億円が1兆円になったところでめちゃくちゃすごいのはすごいけど、ビル・ゲイツやイーロン・マスクやウォーレン・バフェットの資産が総資産がいくらになりましたみたいなニュースと同じで、

「へ〜、すげ〜」

で終わる。

ところが、

例えば、子育て中の専業主婦が自宅にいながら隙間時間でビジネスを始めて月に5万円稼いでいるというニュースは違う。

その人のママ友はきっと何かしらアクションを起こすはずだ!

えっ?あの人そんなことやってたの?凄い?
まだ子ども小さかったよね?
そんな時間あるとは思えないけど?
何やったのかしら?
私も知りたい!できるかしら?
もし可能性があるならやってみたい!

前澤社長の1,000億が1兆になってもアクションを起こす人はいないが、(いるとは思うがその人も強者側だ)

近所のママ友が月に5万円稼いでいると人が動く。


炭治郎は生死を分ける戦いの極限の状態においてこの言葉を使ったが、

これを現代に置き換えると、

人生どん底のボロボロ人間の方が可能性を持っているということになる。

と、勝手に解釈した。

「あいつに出来るなら俺にもできる!」

みんなが憧れるスーパーヒーローが勇気を与えられるのは、自分の可能性を信じて疑わない無邪気な子どもたちだ。

社会に出て、揉まれて、負けて、涙を流して、諦めて、気がつけば「どうせ無理」が口癖になってしまったしくじり太郎みたいな人間にもう一度火をつけるのは、自分よりももっとどん底から這い上がった人を見たとき。

偏差値60が頑張って75になって東大に行っても感動物語にはなりにくい。

偏差値30がバカにされて、笑われて、それでも諦めずに東大受けて、合格するから面白い。

ビリギャルだってそうだ。


なんで俺はこんなに弱いんだ。
悔しい。
悔しい。
弱いことが悔しい。

そんなやつが一番可能性を持っている。

そこから勇気を持って一歩足を踏み出すことで、未来に待つ100万人の心に火を灯すことができる。

と、言い聞かせてながら毎日コツコツ頑張るのだ!


しくじり太郎の青春白書。
Day.5


・Day5:一番弱いやつこそ可能性が無限大。

・Day4:東大卒の10年を1年に短縮する。

・Day3:ネットビジネスは精神と時の部屋。

・Day2:式神をマスターして、1級術師になる。

・Day1:ドラゴン桜を観て人生大逆転を決意。