構造書偽造問題の陰に隠れてヒーター不具合問題があまりマスコミで報道されていない。
基本的には姉歯問題と構造的には同じのだが・・・
不具合問題をざっくり言うとこうだ。不具合が生じ、それを回収したにもかかわらずまた問題が生じた。
コスト面から考えて修理も中途半端なまま顧客に戻したのが問題の根源であった。
顧客を考えてから次にコストを考えるのが最低限の企業責任である。松下電器産業はCSRに積極的
であると思われているが、肝心要なところが抜けてしまっているところが構造書偽造問題と本質的には
同様だ。
顧客に対しての被害から考えて構造書偽造問題と松下問題は比較にはならないことは言うまでもないが
それにしてもマスコミの扱いは少なすぎる。私は普段日本経済新聞を購読しているが、もっと企業をフェア
に報道することが必要だと思う。