衆議院選挙が終わったので、今回の選挙についての雑感などを書いてみます。
結果としては大方の予想通りというかシナリオ通りと言うか、自公与党が過半数割れして、野党第1党の立憲民主党が大きく議席を伸ばしました。
自公は過半数を割りましたが、立民が大きく伸びたので大勢は大きく変わらないと思いますが、参政党が3議席とったことは、日本の今後にとって良かったと思います。
また、減税を訴える国民民主とれいわも議席を増やしたことも良かったです。自公も立民も増税、緊縮路線なので、減税と積極財政を訴える野党が増えることで、ある程度は抑止力になるのではないかと考えれます。
未だにマスゴミは政治とお金、要は裏金問題が争点だったと言っていますが、こんなクダラナイことが争点では、あまりにもレベルが低いと言うか、バカにするのもいい加減にしろといいたくなります。たかが記載漏れでいつまで騒いでいるのか。こんなコトは政治屋個人の倫理の問題であり、正しく行うことが当たり前であり、できない輩は議員を辞めろ!というだけ。そして、こんなクダラナイことをいくら頑張っても、私たち国民の生活は豊かにならない。
今、世界情勢は非常に混沌としています。クダラナイ議論に終始していたら、肝心な重要事項は置き去りにされ、その間に日本は更に追い込まれてしまう。前の記事でも書きましたが、争点は裏金なんかじゃない。先ずは経済を復興させて国民生活を守ること。
国民生活はいまや危機的な状況にあることを鑑みれば、経済政策を軸として、食料安全保障、外資による土地や企業の買収、少子化、労働者不足、近隣諸国含む軍事的緊張の高まり。等々。解決しなければならない大問題が山積しているのだから、これらの事を議論するだけでも大変なことです。
この様な緊張感を持って政策を訴えていた政党は余りにも少なく感じられた。それは各政党にグローバリズムという概念が無い、または傀儡であることすら気が付いていないことだと推察されます。また、それを指摘するマスコミも皆無であると共に、クダラナイ問題を全面に出して肝心なことを恣意的に隠している。
恣意的と言えば、今回の選挙は不正選挙だったとも言えます。民主主義国家の国政選挙というのは、平等かつ公平でなければなりません。どの立候補者も政党も、平等に公平に扱われなければならないのですが、実際はまったくそうではなかった。国政政党だけを扱い、政治団体は扱わないとうのもおかしなコトですが、各TV局が主催する党首討論に参加するには国政政党であるコトが要件としてあるようで、これだけでもヘンだと思うのですが、今回は国政政党であるのに呼ばれない政党がありました。社民党と参政党です。民放は完全無視でしたがNHKだけはこの2つの政党も参加させました。
民放に関しては、この2つの国政政党は無視するものの、国政政党でもない政治団体の新しくできた党は取り上げてきた。これは明らかに放送法4条違反だと思われます。
(国内放送等の放送番組の編集等)
第四条放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
一 公安及び善良な風俗を害しないこと。
二 政治的に公平であること。
三 報道は事実をまげないですること。
四 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
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社民党は参政党のとばっちりをくって出してもらえなかったものと推察できます。では、参政党はなぜ無視され続けているのか。それは、参政党だけが、「裏金」というどうでも良いというと語弊がありますが、そんなクダラナイことではなく、日本と日本国民の為の政治をしようと訴えていたからだと思います。
日本は既にグローバリズムに飲み込まれています。このままでは、先祖代々受け継いできた「日本」は消滅してしまうかもしれません。そして、このグローバリズムの侵攻・侵略は日本に限ったことではなく、世界中で行われています。
日本はある意味運が良く、欧州や米国は日本以上にグローバリズムに侵食されていますので、欧米では我慢の限界に達した国民が立ち上がり、祖国を取り戻すという運動が大きくなっています。英国のブレグジットはまさにその動きであり、米国のトランプ旋風もそうです。ドイツ、イタリア、オランダ、等々でナショナリズム政党が躍進しています。ロシアや中共、インド、南米、中東の国々もグローバリズムにNo!を突きつけています。
しかし、相変わらず日本では、多くの日本人には、意識がない。認識がない。何も考えていない。それが戦後3番目に低いという投票率に現れています。
参政党は国民が政治に参加することを訴えています。国民が政治に参加する? どうやって?そう思うと思います。私もそういう感覚でしたが、難しく考える必要は無いと思っています。
まずは、現状を知ること、問題意識を持つコトだと思います。
知らなければ、気が付かなければ、何も始まらないし変わらない。
逆に言えば、現状を把握し問題意識が持てれば、変えていかれると思います。
なぜなら、日本や世界の国々を侵食しているグローバリズムは極少数のグローバリストが行っていることであり、私たちは圧倒的な多数派だからです。特に、日本という国は古来から共同体意識が高く、和(やわらぎ)、調和を重んじる国家です。その国柄、国家体制が皇紀2684年という世界最長の国史を継続させているのです。
日本の調和というのは、グローバリズムとはまったく異なります。グローバリズムの世界全体主義は、地球から国境を無くし、言葉、文化、民族、伝統、全てを亡くして一元化することで、世界の人口の1%に満たないグローバリストが残り99%を支配するというモノ。
一方日本の調和というのは、お互いの国、理念、精神、文化、伝統、民族を尊重しあい、共に発展していこうというモノです。
この日本の理念、精神、伝統、文化、等々を守り、日本と世界の調和を図ることで、日本だけではなく、世界を平和にしよう。そう訴えている政党は参政党しかありません。
だから、世界全体主義者=グローバリストたちにとって、参政党は目障りで仕方ない。
TV、新聞、映画というものは彼らが作った機関であることを知る人は少ないですが、大学もまた彼らが作ったモノが多々あり、欧米の名門大学などはまさにそれであるコトもあまり知られていません。だから、政治屋の子息などは学力がなくても米国の名門大学に入学できるのです。
学力のない、哲学のない政治屋の子息ほど、彼らに好都合な学生はいません。
話が反れてきたのでこのあたりで今回は終わりにします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
