『すでにある』に気づくことが、願望実現にはすごく大事と言われているけど、
ただ『すでにある』に気づけただけでストップしてしまう人もいる。願望が一向現実化せずという状態が続いてしまう人もいる(自分がそうなのだけど)。
『すでにある』に気づいたことで、どうなるのが大事なのか、
つまり『すでにある』のその先、
それにに気づくことができた。
ので、その気づきに関してブログに記そうと思った。深夜に気づいたので、こんな早朝に。
『すでにある』に気づいただけで、すぐに現実が変わっていったという人もいれば、
『すでにある』に気づいたのに、まだ現実化しない。何も変わらない。気づけば半年とか一年とか経ってるなんて人もいる。
どこかの誰かが言っていたけど、願望を抱いた時点で、すぐに叶ってほしい、って人も当然多い(自分の潜在意識に、すぐに叶わなきゃ意味ないじゃん！ と喝をいれて願望実現を速めるという荒業をした人もいる)。即座にでなくてもいいけど、せめて一週間以内とか一か月くらいでとか。切羽詰まった状態で願望実現を望む人もいるわけだし。
さて、
『すでにある』に気づくのもすごく大切なのだけれど、
その気づきを得たことで、どういう状態になるのがいいのか。
これまでの願望実現の達人さんたちがみな一様に言っていたことがある。
それは、
『充足を感じる』こと！ 充足を感じて日々を過ごすこと！
望んでいたものを得ている状態で、満たされている気分を感じ、安心感で包まれて過ごす。
『すでにある』を感じたら、当然、満たされてる感を得られているはずなのである。現実に、欲しいものを手に入れられた時の感情って、『やった！』とか、『満たされた』『人生救われた』って思うもんね。
『すでにある』を感じられるようになったら、すごい『安心感』を得られるようになったっていう話をこれまで聞いていたけど、
このとんでもない『安心感』を得るためにこそ、全部全部『すでにある』に気づくのだ。
『すでにある』と気づきながらも、まだ『欲しい欲しい』『ないない』という感情で心がいっぱいになっていたら、それは安心感を得られていないということ。別の領域に『すでにある』と言葉では言いつつも(理解はしつつあるものの)、頭の中で思っているのは『欲しい』『欲しい』という思い(つまり不足感+執着もか)。
特に、何かを集めている場合(コレクター)とかは、この状態に陥りやすいかも。だって、コレクターは常に『欲しい』しか考えてないもんね。あれを手に入れてもまだ欲しい。珍しいものを手に入れても、またすぐ更に別の珍しいものが欲しい状態になってしまうから。レアな新商品のあれが買えないかも、という不安感・不足感に常に苛まれるサイクル。特に昨今の日本の市場というのは、レアな商品(レアでもなく普通の新商品でさえも)、転売ヤーとかの影響で簡単に手に入れづらくなっている状況になってしまっているから、より不足感を感じやすい社会というか悪環境になってしまってるんだよね。不足感を煽る社会というか。
(※コレクターの中にも、『気づいたらこんなに珍しいもの・良いものが集まってきてた』って人もいるだろう。それは執着がないからだ。欲しいものを自分のタイミングでのんびり集めていくスタイル。一番の理想のコレクター人生ともいえる)
だから、せっかく『すでにある』に気づけても、充足よりも欲しい欲しいが上回って、消耗して疲弊していく人生になってしまう。
『すでにある』に気づいただけで、すぐに現実が変わった人というのは、その瞬間に絶対的な安心感をまとえた人。言葉だけでの『すでにある』に気づけたのではなく、『すでにある』＝『充足感』を感覚的にスパーン！ と降りてきたというか気づけた人なのだと。
『欲しい』ともう思わなくても、必要なものがどんどん入ってくる流れになる。潜在意識が自分に必要なものを分かってるから、潜在意識にお任せしていればよくなる。
ぼくは『すでにある』という言葉だけにこだわって、『充足感』『安心感』を得られていなかった。絶対的安心感って何だ？ ってなってた。むしろ、その安心感が分からずに、なんだか気持ち悪くて逆にすごいストレスを感じていた。『すでにある』と『充足感』を切り離して捉えていたからだ。心の中の映像では『すでにある』を見ているのに、そこに感情が伴ってこない感じだった(いわゆるエゴ目線？)。『すでにある』をどこか二次元のようなフィクションにしてた。
イメージングもそうだけど、あれもすでに得ているということを感じ、安心感を得るためにするもの。イメージングしても、『ないじゃないか』とか『全然こない』に至ってしまうと、『充足感』『安心感』なんて得られない。つまり、いくらイメージングをやっていても意味がないのだ。
とにかく、『すでにある』を心身できちんと受け止めることで、絶対的な安心感の『充足感』を感じることが一番大事なのだ。