アートの力～展覧会を終えて【こども色彩知育教室三田駅前クラス３月ニュースレター】

あっという間に３月も下旬です

寒いのが苦手な私は

春の陽気と共に

気分もなんとなくウキウキしてますが

そんな私に対して長女は

「あーうち、春嫌いやねんー。

空気が生暖かいのがイヤ！」

とバッサリ

超現実主義の長女の口から

よく出るフレーズ

「そんなん何の役に立つん！？」

「あー食えりゃなんでもいい！」

季節を愛でる感覚が薄くとも

生きる力に満ち溢れた

もうすぐ中学生です

blogへのご訪問ありがとうございます
こども色彩知育教室
兵庫県三田市三田駅前クラス
こども色彩知育インストラクター
ホンディです

今月も教室のニュースレター書いてみました

展覧会から感じたこと

つらつらとつづっています

今のところ「定期」です(笑)

去る2月27日、おかげさまで

「2021 色の展覧会 in Sanda」無事に開催できました。

保護者の皆様には、お忙しい中

たくさんの作品をご提出いただきありがとうございました。

また展覧会当日もお子さんと一緒にお越しいただき

作品をじっくり鑑賞したりご家族でワークを楽しんでくださったり

こどもたちの力と感性あふれる作品に囲まれながら

私もそのとても穏やかな空気の中でご一緒させていただき

展覧会テーマ「生きてる」を実感できる

本当にありがたく幸せな時間でした。

また準備段階から会場設営まで

たくさんご協力くださった大津さん

本当にありがとうございました。

設営時間もタイトでかなりバタバタ・・・

作業量を軽く見積もりすぎていたので(笑)

お手伝い本当に助かりました。

改めましてありがとうございます！

作品をお預かりしてから

どんな展示にしようか考えたり

画用紙の作品を一つ一つ額装しながら

ワーク中のエピソードを思い出したり

教室時間や作品の写真を眺めたりしながら

またこどもたちの個性と感性に改めて心動かされたりと

準備期間がまた私自身のふりかえりや気づきとなり

とてもありがたい時間でもありました。

ですので、当日お越しいただけなかったり

展覧会出展できなかったお子さんも

一緒になって作り上げることのできた展覧会でした。

今年の展覧会は、コロナ禍での開催ということもあり

各会場でオリジナルの展示をすることになりましたが

実はこういうことがとても苦手な私・・・。

最初は「どないしょー！」とちょっと焦りましたが

その時改めて

今回の展覧会の「意義」に立ち返りました。

「私はどんな展覧会にしたいのか？」

そう思ったときに自然に

シンプルにこどもたちの作品を感じていただく

そしてご家族とお話ししたり

ゆっくり触れ合える時間と空間にしたい

そういう思いが心に浮かんできました。

作品を「感じる」。

実は私、以前は美術館とかすごく苦手でした。

作品の「見方」がわからない。

有名な画家の作品なんかも

これはどういう意味が？とか

どういう点が評価されて名画って言われてるの？とか

そんなことばっかり気にして

せっかく作品を観に来てるのに

まずは作品の横にあるキャプションに目が行って

頭で理解してから作品を観る

要するに「正解」を知りたかったんです。

作者の意図や背景を知ることも大切だとは思いますし

それはそれで鑑賞の仕方の一つではあると思いますが

私の場合は「頭」でみて「心」で感じていなかった。

だから、キャプションを読んで

「へーほーなるほどー。」となって

作品を理解した気になってました。

そして何より

名画って言われてるから「良い作品なんだろう」

と思い込んで「感動した気に」なって

お金払って観に来てるんだから

好きになろうとまでしてました(笑)

そんな私に対して

こどもたちの作品に対する反応って

すごくシンプルですよね。

「わーキレイ！」「えーなにこれ！？」

「これは○○に見える。」「形が面白い！」

「なんかキモイ！」「これは好きじゃない。」

こんな感じです。

アートの本当の力って

そういうことなんだろうと思うんです。

良いも悪いもない

ただ、観る人の心になにかしらの波風を立てる。

こどもたちのそのピュアな「感じる力」に触れてから

私もそれでいいんだって思えるようになりました。

「すごいんだろうけど好きじゃない。」

「すごいんだろうけどわけがわからない。」

「すごくないけど面白い」。

「なんか気持ち悪くてざわざわする。」

「よくわからないけどなんか好き。」

まずは感じること。

「自分なりの見方」でみていいんです。

そこから起こった何かしらの感覚から

自分自身や、また他の人との対話が生まれる。

それこそがアートの力だと思います。

展覧会で改めて

こどもたちの作品から溢れる

様々な感覚を受け取りながら

そんなことを考えていました。

皆さんはこどもたちの作品からどんなことを感じましたか？

ホンディ

過去のニュースレターはこちらよりご覧ください↓

2021.1月ニュースレター

2021.2月ニュースレター

【Colorful Talk 色彩ワークと対話の時間】

ただシンプルに、色を感じて、対話をする時間。
オンライン　参加費1,500円(90分～2時間くらい）

日程：3/9(火）、3/19(金）、3/25(木)、3/31(水）
4/3(土)、4/6(火）、4/14(水）、4/23（金）、4/26（月）
※3/19(金）満席となりました

あなたの「今」を感じ、対話を通じて生まれるあなた自身の気づき、問い、答え・・・。
そんないろいろは、すべてあなた自身の「資源」です。
一緒に色で遊んで、お話ししませんか？
毎回のトークテーマ「なし」。

ご参加の方がその時話したいこと、聞きたいこと、吐き出したいこと、向き合いたいこと・・・

そういうものに委ねる時間です。

詳しくはこちら↓

ColorfulTalk 色彩ワークと対話の時間

【こども色彩知育教室とは？】

（社）日本こども色彩協会オリジナル

「色彩知育法」の

3つのメソッドに基づいた

オリジナルのワークを通して

こどもたちの

●分析力

●創造力

●プレゼン力

この3つの力を培う知育教室です