最近、ちょっとだけ、嫌なことがあった。
リアルの方で。何と言うか、トラウマを掘り返されたと言うか、そんな感じ。。。
それが原因かはわからないけれど、しばらく落ち込み気味というか、やけくそ気味というか、そんなのが続いちゃって。
昨晩ふと気が付いたときには、何やら喉は痛い、頭がちょっとだけ締め付けられるような感覚。そして身体は熱を帯びてて、やけに暑く感じていた。
……もしこれが気持ちから来たものだったなら、もうちょっと凹む。というか、まだ昔のことを思い出しただけで落ち込んでる自分にすでに凹んでいるけども。。
「それじゃあ、行ってくるな」
彼をお見送りするために玄関までついていく。
今朝には喉も頭も少し楽になって、全体的に良くなっている風だったのだ。
今朝はこちらからは何も言わなかったが、彼からも体調はどうだ、とかの言葉はなかった。
……それが何故か、ちょっとだけ寂しくもあったけど。でもそれが悪いとは思わない。その辺りは、お互いの信頼あっての暗黙の了解みたいなものもあるだろう。
あの方は私を信頼するし、私はその信頼を裏切らない。きっとそれがあるとしたら、こんな内容の誓約だろう。
「はい。お気をつけていってらっしゃいませ。
それはそれとして、どーですか？学生時代の体操服、萌えますかー？」
ちょっと汗をかこうと厚着にしようとした結果、これになったのだ痛くないし。身長は中学時代からピタリと止まってまるで変動してないので、サイズはそれほど問題ないし痛くないし。あとたまには違う格好すれば目を引けるかなーとか思ったり全然痛くないし←
「四季。」
わーぉがんするー。
「はい。」
と、玄関から手招きするご主人様。
二歩ほど近寄って目の前まで行くと、たまにやる、ぽんっと頭に手を置く攻撃を受けた。
「………………」
ふぅ、と力を抜いて目を閉じてみた。
いつもなら、ちょっとしたらすぐに距離を離せるようにしておくのだけど。
おねだりするでもなく、気負わせるでもなく甘えられるのなら。それはただの役得かな、なんて思い直したりしたのだ。
「………………」
珍しく離れない私に何を思ったのか、ついでに髪を撫で始める。
「………………………………」
嫌、とは言わないけど。やっぱりこういうのは恥ずかしい。
けどまぁ、今はありかなーと思ってこうしてみた訳だし、少し甘んじてみることにする。
無言で頭を、髪を撫でる主人と、目を閉じてそれをじっと受ける嫁。
わー、こう文字にするとすごい夫婦ですね今更ですが。。
「……何だ、落ち込んでるのか？」
ぶはぁ！？
「べ、別にっ……………！！」
言い当てられたのが恥ずかしくって、慌てて離れる。。
そして何か言い訳をと頭を巡らせてみたのだけど、こう、どストレートにピンポイントで当たってたものだから、かわしようがなくて、言葉に詰まってしまった。
ううぅ、ツンデレみたいな台詞しか出てこない自分の性格が憎い……。。。つーか、そう思ったなら労れってんです何故そこでずばっと聞き出してくるのかこのイケメン！情けはないのですか！？鬼なんですか！？
仕方ないから、ぷいっと身体ごとそっぽを向いて、顔をさらに横に向けて隠すことにした。
「………………………………別に、そんなこと、ないですし…………………。
もうっ、ほら早く行って帰ってきてくださいっ！」
↑結局これ。。。
「はいはい。じゃあ、お前もちゃんと休んでろよ。」
「………お気をつけて。いってらっしゃいませ。」
どこまでそうできるか解らないし、余計なことは言わないでおいた。
と、ぱたん、と小さく音をならして、ドアはいつのまにか閉まっていた。
「……………はぁ。」
一人になっちゃったか。
だからどう、というわけではないけれど。何となく、今日があの方のお休みだったらなー、何て望んでいた自分に気がついたり。
でもそれだと普通に迷惑かけるし、お休みの日なのに好きにさせてあげられないので却下。さすがにそこまで自分本意では生きられない。
他人を犠牲にする前提の我欲を通すのは、きっと女の手には余る罪悪感を伴うだろうから。そういうのは豪胆な男の子にやらせておけばいい。自分で言うのはなんだけど、他人を食い物にできるほどの悪人でもないつもりだし。
ただ、なんというか。今みたいに何となく調子が狂っているときは、解っていても願ってしまったりしたりするのである。
眠りにつくときに。眠りから覚めたときに。あなたが傍にいてくれたら、それはなんてお姫様だろうなって。
………まぁ、お姫様じゃないから叶わない訳なんですけどね！
というわけで。今日はこれから休みます。
やみのま！(おやすみなさい)
リアルの方で。何と言うか、トラウマを掘り返されたと言うか、そんな感じ。。。
それが原因かはわからないけれど、しばらく落ち込み気味というか、やけくそ気味というか、そんなのが続いちゃって。
昨晩ふと気が付いたときには、何やら喉は痛い、頭がちょっとだけ締め付けられるような感覚。そして身体は熱を帯びてて、やけに暑く感じていた。
……もしこれが気持ちから来たものだったなら、もうちょっと凹む。というか、まだ昔のことを思い出しただけで落ち込んでる自分にすでに凹んでいるけども。。
「それじゃあ、行ってくるな」
彼をお見送りするために玄関までついていく。
今朝には喉も頭も少し楽になって、全体的に良くなっている風だったのだ。
今朝はこちらからは何も言わなかったが、彼からも体調はどうだ、とかの言葉はなかった。
……それが何故か、ちょっとだけ寂しくもあったけど。でもそれが悪いとは思わない。その辺りは、お互いの信頼あっての暗黙の了解みたいなものもあるだろう。
あの方は私を信頼するし、私はその信頼を裏切らない。きっとそれがあるとしたら、こんな内容の誓約だろう。
「はい。お気をつけていってらっしゃいませ。
それはそれとして、どーですか？学生時代の体操服、萌えますかー？」
ちょっと汗をかこうと厚着にしようとした結果、これになったのだ
「四季。」
わーぉがんするー。
「はい。」
と、玄関から手招きするご主人様。
二歩ほど近寄って目の前まで行くと、たまにやる、ぽんっと頭に手を置く攻撃を受けた。
「………………」
ふぅ、と力を抜いて目を閉じてみた。
いつもなら、ちょっとしたらすぐに距離を離せるようにしておくのだけど。
おねだりするでもなく、気負わせるでもなく甘えられるのなら。それはただの役得かな、なんて思い直したりしたのだ。
「………………」
珍しく離れない私に何を思ったのか、ついでに髪を撫で始める。
「………………………………」
嫌、とは言わないけど。やっぱりこういうのは恥ずかしい。
けどまぁ、今はありかなーと思ってこうしてみた訳だし、少し甘んじてみることにする。
無言で頭を、髪を撫でる主人と、目を閉じてそれをじっと受ける嫁。
わー、こう文字にするとすごい夫婦ですね今更ですが。。
「……何だ、落ち込んでるのか？」
ぶはぁ！？
「べ、別にっ……………！！」
言い当てられたのが恥ずかしくって、慌てて離れる。。
そして何か言い訳をと頭を巡らせてみたのだけど、こう、どストレートにピンポイントで当たってたものだから、かわしようがなくて、言葉に詰まってしまった。
ううぅ、ツンデレみたいな台詞しか出てこない自分の性格が憎い……。。。つーか、そう思ったなら労れってんです何故そこでずばっと聞き出してくるのかこのイケメン！情けはないのですか！？鬼なんですか！？
仕方ないから、ぷいっと身体ごとそっぽを向いて、顔をさらに横に向けて隠すことにした。
「………………………………別に、そんなこと、ないですし…………………。
もうっ、ほら早く行って帰ってきてくださいっ！」
↑結局これ。。。
「はいはい。じゃあ、お前もちゃんと休んでろよ。」
「………お気をつけて。いってらっしゃいませ。」
どこまでそうできるか解らないし、余計なことは言わないでおいた。
と、ぱたん、と小さく音をならして、ドアはいつのまにか閉まっていた。
「……………はぁ。」
一人になっちゃったか。
だからどう、というわけではないけれど。何となく、今日があの方のお休みだったらなー、何て望んでいた自分に気がついたり。
でもそれだと普通に迷惑かけるし、お休みの日なのに好きにさせてあげられないので却下。さすがにそこまで自分本意では生きられない。
他人を犠牲にする前提の我欲を通すのは、きっと女の手には余る罪悪感を伴うだろうから。そういうのは豪胆な男の子にやらせておけばいい。自分で言うのはなんだけど、他人を食い物にできるほどの悪人でもないつもりだし。
ただ、なんというか。今みたいに何となく調子が狂っているときは、解っていても願ってしまったりしたりするのである。
眠りにつくときに。眠りから覚めたときに。あなたが傍にいてくれたら、それはなんてお姫様だろうなって。
………まぁ、お姫様じゃないから叶わない訳なんですけどね！
というわけで。今日はこれから休みます。
やみのま！(おやすみなさい)