いや~、実に1年8か月ぶりにラウンドしてきました。
「いったい何打たたくのだろう」と想像すらできない状況でのラウンドでしたが、上がってみればそれなりにスコアがまとまり48、43の91でした。
さすがに100は打ちたくないなと思ってはいましたが、いきなりOBをかましたこともあり、「今日はスコアより気持ち良いショットが何回打てるかをテーマにしよう」と割り切って考えていたら、後半スコアがまとまりはじめました。
とはいってもショートゲームの感覚は全然ダメで、寄せワンはほとんど取れませんでしたし、パットもつまらないミス(ショート等)を連発し、やはりショートゲームに関してはラウンドを継続していないと厳しいなと実感しました。
これでショートゲームが絡んでくると従来の80台前半、そしてラウンド回数が増えてくれば70台も見えてくるのかなという感覚です。
さて、今日一番驚いたのは「体力の衰え」でした!
早朝5時のスタートとは言え、直前に大雨が降り、30数度の気温の中、湿度が高くサウナのようにスチーム状に熱気が押し寄せてきました。
1番ホールの第1打を放った時点で、動機、息切れ、胸の痛み、腹筋がつる、全身に力が入らない、異常な量の汗が出るといった症状に見舞われ、「今日は18ホール回れそうにない、3ホールくらいで棄権するしかないか」とリアルに考えていました。
前半9ホールは胸を押さえながら、汗だくになりつつ、死にそうな表情でラウンドをしていました(笑)
「体力が落ちたなぁ」
「身体を会社の長時間労働にフィットさせてきた(いかに省エネで長時間労働を乗り切るか)せいで、スポーツをする身体ではなくなってしまっている」
「最近、ランニングや筋トレ、運動を全くしていないせいかな」
「40代になるとここまで身体が衰えるのか」
・・・と、自分に絶望しながらの前半9ホールでした。
しかも、ドライバーとアイアンをまるっと新調したので、それらの道具での初めてのコースデビューでもありました。
しかし、後半になってくると身体が慣れてきて、ショットのキレも増してきました。
最近取り組んでいる「体重打法」がズバリはまりだし、ドライバーでは気持ちの良い当たりが出始めました。
平地で260ヤード、傾斜を使った最長303ヤードドライブも出始め、それに伴いアイアンショットのキレも増していきました。
新しい道具でのコースデビューという状況に対する不安は完全に払拭することができました^^v
今後もこの道具たちで大丈夫です。
意識したことは
・アドレス、スイングの変更
これまでは股関節を前傾させて上半身を前傾させてきましたが、
今回から
①直立
②腹筋に力をいれ、腹筋の上部から上半身を折り曲げる
③それにより骨盤が立った状態でアドレスできる
④それにより懐が深くなり、ダウンスイングで尻が前にでなくなる
⑤トップからは左足を踏み込む(体重打法)だけ
⑥それによりボールに体重がのり、高く上がる
⑦軌道についても重力に逆らわない為、パワーが伝わる軌道になる
⑧重力に逆らわない軌道の為、ボディーターンやアームターンも自動的に適切に行われる
・・・ということを意識してボールを打つようにしたら、素晴らしい当たりを連発。
ドライバーはパーフェクトロースピンストレートで260ヤードキャリー、アイアンは7アイアンで170ヤードをオンと、体力は全盛期より衰えていますが、ショットのパフォーマンスについては道具の進化も吸収しかつてと変わらない状況にまで至りました。それ(新しいクラブと自分の体力の衰えの度合い)を知りたくて、かつて所属していたコースを1年8か月ぶりのラウンドに選んだのです。
飛距離や番手は全盛期と変わらないです。
ドライバーが最大飛距離が10~20ヤード落ちた感じはありますが、昔から真っ平なホールでは260~270ヤードでしたので、それほど変わりません。
何より「ゴルフの総合力」はいまだに体の中に残っていたことが確認できたのが大きいです。
全くゴルフ場に行かなかったため、下手すると100以上打つ可能性も十分あると考えていました。
しかし、思うようにプレーできない中でも91にまとめられたといのは、自分の身体の中にゴルフの総合力が残っていたということだと思います。
ラウンド回数さえ増やすことができれば70台も近いと思います。
・新しいドライバー、アイアンは十分に信頼できる相棒と分かったこと
・体重打法は楽にボールを飛ばせること(取組中)
・ショートゲームはコースに行かないと感覚が鈍ること
・自分の中のゴルフ力は失われていないこと
・・・が確認できた1年8か月ぶりのラウンドでした。
あ~、ゴルフって楽しい。