スランプまっただ中です。

 

一時は安定して平均スコア80台前半という状況も経験した私ですが、ここ最近はラウンドへ行けず、練習もただのストレス解消(惰性)となってしまっている現状もあり、ついにまともにボールを打てない状況になってしまいました。

 

シャンク、トップ(どトップ、ハーフトップ)ばかり。

 

グリップの握り方すらよく分からなくなり、スイングが崩壊しました。

 

 

「なんでゴルフスイングってこんなに難しいのだろう・・・」

 

・・・と考えている中で、気が付いたことがあります。

 

それは「ゴルフスイングは左右運動である」と考えるとシンプルに打てるということです。

 

 

ゴルフスイングが難しい要因はたくさんあります。

・色々な角度があること(スタンス、つま先、膝、腰、方、顔、手首、骨盤の前傾、腕、コック、トップ、肩の回転、ヘッドの入射角etc・・・)

 

・身体の多くの箇所(ほぼ全て)の動きを連動させなくてはならないこと

 

・それらのタイミングを合わせないといけないこと

 

・クラブヘッドがシャフトの延長線上ではないこと

 

・クラブが14本あり、長さも角度も重さも違うこと

 

・平らな場所はなく、傾斜や風があること(それにより上記を微修正する必要があること)

 

 

・・・等々です。

 

それらを全て「頭で考えながらスイング」することなど不可能です。

 

だからゴルフスイングは一度考え始めると底なし沼にはまるのです。

 

最後は頭がフリーズして「イップス(スイングを開始できない症状)」に陥るのです。

 

 

 

・・・とまあ、無限ループにはまりやすいのがゴルフスイングなわけでして、私もやく19年間そのループの中でうまくいったりいかなかったりを繰り返しているのですが。

 

 

それらを一気にシンプルにする方法を思いつきました。

 

それが「ゴルフスイングは左右運動である」という考え方です。

 

これは私限定のメソッドになるかもしれません。

 

スイング中に考えていることはゴルファーによりけりですから。

 

 

私がゴルフスイング中に無意識のうちに行っていた動作は

 

・バックスイングでクラブを自分の後ろ方向に上げていく

 

・トップからは身体を回転させつつクラブを下におろす

 

・身体は横に、クラブは右上から左下に腕でおろす(結果として)

 

・ボールにアジャストする

 

・・・というものです。

 

これではクラブがアウトサイドから下りてきて、インパクトに間に合わない(身体は先に開いてしまっている)のは明白です。

 

だからインパクトでクラブが下りきらない時はトップ(アジャストが間に合わない時)、クラブが身体の前に出てしまったときはシャンク(クラブを引きつけきれない時)という結果になっていたのです。

 

そんな誤った基本動作をしているにも関わらず、頭のなかでは「オートマチックな理想的なスイング」をイメージしているので、イメージと実際の動作がリンクせずシャンクを発生させていたのです。

 

 

この要因はゴルフスイングの動作を「後ろ、上、下、横」という4点で捉えてしまっていたことによるものです。

 

約2秒と言われているゴルフスイングの動作中に4つの動きを頭で処理しなければならないのは負担です。

 

イメージと現実の齟齬も発生しやすい。

 

 

それを「左右の動き」という2つのシンプルな動作として考えるようにしてみようというのです。

 

「右、左!」というシンプルな考えならば2秒以内でも対応できそうです。

 

後ろ、上、下、横という複雑かつ頭で捉えきれない動きは止め、「右、左!という2ステップの動きをしてみようと思います。

 

 

これまでは軸(背骨)に対して3Dの複雑な動きをしてきました。

 

これからは軸に対して上半身がバックスイングでは右に、ダウンスイングでは左に回転し、それにつられて腕とクラブが動くというシンプルな発想にしていきたいと思います。

 

これで少しは私のゴルフが改善されることを期待します。