「今」という時は不思議です。
当たり前ではありますが、異なる様々な世代が同時に生きているのです。
0歳の赤ん坊もいれば10歳の子供もいて、20歳の新成人もいれば30歳の働き盛り世代もいる。
40代のベテラン層もいれば50代の管理職層もいて、60代の定年を迎え配偶者と悠々自適に暮らしている人達もいる。
70代以上の老人もいる。
そんな人たちが同じ2019年1月28日という日をそれぞれ生きている。
う~む。
当たり前なことなのに、考えれば考えるほど不思議。
「世代」という意味では5歳や10歳違うだけでかなり異なると思います。
私の職場でも幅広い世代が一緒に仕事をしていますが、育ってきた時代により「感覚」はかなり違うと感じています。
私には演歌の良さを理解する事はできませんし、ティックトックをやりたいとも思いません。
カラオケに行った際に、歌う曲もそれぞれ。
バブル時代の「どうにかなる」というポジティブ思考の人、
氷河期世代の悲壮感、
ゆとり世代、悟り世代・・・・。
本当に様々。
大切な事は、それぞれの世代が自分たちの考えや感覚を押し付け、排他的な思考に陥るのではなく、他の世代の人たちとは「違いがある」という事実を前提として認めた上で、お互いを理解しようと姿勢を保ち、楽しく共存していくことなのではないでしょうか。
自分たちの世代だけを正当化して、固まっていても何も楽しくありません。
他の世代と柔軟かつ前向きな気持ちで接し、学び、教え、「今」という瞬間を共有し、楽しむこと。
それが何より大切なんだと感じています。