私のCX-5がようやく理想の車になりました。

昨年の7月に購入してからとにかくトラブル続きでした。

まずはエンジンのインジェクターの故障。

「やたら黒煙が出るな」と思っていたら、インジェクターが壊れていたのです。

新品と交換してもらい、無事に解決。

その後、冬に上空から氷が落ちてくるトラブルに見舞われ、フロントガラス上の屋根が凹む事件が。

「フロントガラスを外して板金すると15万円かかります」とディーラーに言われショックを受け、自分で色々調べた結果、デントリペアというものを発見。

その中のプーリング法という修理方法ならば3万5千円程度で直せると分かり、ディーラー経由で依頼。

凹んだ部分が全く分からないくらい綺麗に治って大満足!


・・・と思っていたら、フロントのダッシュボード付近と右Aピラー付近からビビり音が発生。

段差を乗り越えたり、凸凹な道を走行しているとジージージーと耳障りな音が常時発生。

本当に不快でした。

「修理するには修理代が・・・」とディーラーから言われるも、「購入時からの異音である!」とプレッシャーをかけた結果、無事無料で修理をしていただけました。

原因は両サイドのピラーが変形していた事に起因するものでした。

両サイドのピラーを新品に交換してもらい、さらに防音対策を施していただき、異音はしなくなりました。

「これで快適なカーライフを手に入れた・・・」と思っていたら、今度は後方から段差を乗り越える度に「キュルキュルキュル」と異音が。

あちこち叩いてみると、リアウイングの左側から音が発生していることが判明。

ちょうとエンジンコンピューターのリコール(品質向上キャンペーン)でディーラーに入庫する用事があったため、担当に伝え、修理を依頼したところ、私の予想通り、リアウイングの左側のネジが緩んでいたとのこと。

「ネジの緩みは経営の緩み!」と一喝したい気持ちを抑え、無事改善。


上記のような紆余曲折を経て、ようやく快適なカーライフを手に入れる事ができました。

約10ヵ月かかってようやく満足できる品質にたどり着きました。



様々なトラブルはあったものの、車自体はまさに「理想の車」と言えます。

車好きな自分、妻、5ヵ月の子供という3人暮らしの私にとって、利便性と運転する楽しさを両立した最高の車と言えます。

子供を乗せて出掛けるにも便利。

チャイルドシートを設置してある後席の高さが丁度よく、子供を乗せやすい。

セダンのように低いと腰を痛めてしまいそう。

シートのスペースも荷室も十分なので、大概の物は積み込めます。

運転席周りのユーティリティも十分で、センターコンソールの下のフリースペースでスマホを充電しながら、ペットボトルをドア下に入れ、コンビニのコーヒーを肘掛前のカップホルダーに置いてドライブ。

まさに快適で、ドライブするにあたって欲しい機能の全てが備わっています。

長距離ドライブや旅行も快適。

シートは長時間座っていても疲れにくいものですし、ハンドルの安定感、操作性、レーダークルーズコントロールやレーンキープアシストは旅の疲れを大幅に軽減してくれます。

パワーも420ニュートンの十分過ぎるトルクでモリモリ進みますし、ハンドリングもさすがマツダと言える楽しさ。

前車のロードスターと同等とまではいきませんが、他メーカーと比較したら圧倒的に素晴らしいハンドリングです。

唯一、注文があるとしたらブレーキくらい。

車体が重いというのもあるかもしれないが、ロードスターのタイミングで踏むと、前の車に突っ込みそうになる事があります。

もうちょっと効いてくれるとより安心です。

とは言え、注文はそれくらいで、後は現在のライフステージに於いては「まさに理想の一台」と心から思える素晴らしい車です。

所有する満足感や運転する楽しさ、高い利便性を感じながら、快適なカーライフを送る事ができています。