あまりにも哀しいです。
残念です。
一人の人の人生を、
生命を、
何だと思っているのでしょう。

生命軽視の世の中に腹が立ちます。
この蔑視の世界に
わたしにできることはなんでしょうかと、
改めて考えます。

わたしも統合失調症の誤診が
10年以上続きました。
その間40錠もの劇薬を処方されていました。
いまお薬は減っても
未だに薬害が残っています。

入院で受けた人間扱いされない日々も
忘れられません。

一生忘れられないし
忘れなくていいと思っています。
忘れないからできることがあるから。
恨むことに身を焦がすのは
性にあわないので、
その経験をわたしは
大切に生かしていきたい。



誤診と薬害があっても
ただ医療の被害者として生きるのは嫌です。

声をあげられることはあげていく。
わたしにできることは
ささやかでも続けていく。

そしてわたしもちゃんと
幸せになる。
大切な人たちと一緒に。


無念の死を迎えた仲間、
悔しい人生を諦めるしかできなかった仲間、
そしてわたし自身の心への
弔いのためです。