資金調達のススメ~銀行も新年度です~
ご無沙汰しておりました。
銀行の4月は新年度ですね。
多分、来週中にも、銀行の各担当者には4月~9月の6ヶ月の目標が来るでしょう。
そして、前期以上の目標が設定されるのではないでしょうか。
しかし、世の中はサブプライムなどで株価も低迷し、金融情勢は厳しくなってきている感じがしますね。
こんな時は、銀行の審査は厳しくなります。銀行の営業担当者は大変ですね。
更に、4月は人事異動の時期です。
もしかしたら、非常に親しくしてくれた支店長や担当者の交代ある可能性があります。
その場合は、早めに、自分の会社を理解してもらえるように面談のセッティングをしてください。
銀行側でちゃんと引き継いでくれると思ってはいけませんよ!
さて、4月号の月間飲食店経営で、「新規出店の事業計画の立て方」の記事を書きました。
連載中ですので、是非、見ていただきたいと思います。
資金調達コンサルタント 嶋司貴裕
株式会社インデックス
http://index-inc.co.jp 資金調達のススメ
資金調達のススメ~自己査定~
新年第1弾です。
以前、自己査定のコメントを書きました。
早いもので、銀行の3月決算に向け、
各銀行の担当者は、1月には自己査定作業に入ります。
そこで、最近の株式市況の低迷や、景気減速感が現れている状況下、
事業会社への出資や株式投資をしている会社への査定は厳しくなります。
なぜなら、投資先の業績や保有株式の株価(時価)により、
実態の財務状況が大きく変わってくるからです。
表面上の純資産がプラスでも保有株式の下落により、
実態では純資産がマイナスとなった場合、
今後の資金調達の面では、大きなマイナス要因となります。
従って、会社のCFOは、いつでも会社の実態バランスを考えて、
投資活動をしていかなければなりません。
銀行の融資姿勢は、厳しくなったり、ゆるくなったりします。
ゆるくなった時は、様々な投資活動がし易いですが、
実態バランスを考慮した投資が必要です。
さて、今月、2月号の月間飲食店経営で、「企業格付」の記事を書きました。
3月の決算会社については、是非、見ていただきたいと思います。
ちなみに、昨年の12月号から「資金調達の達人」の連載をしています。
http://www.shogyokai.co.jp/inshoku/back_num/view.php?type=gekkan&id=10000878
資金調達コンサルタント 嶋司貴裕
株式会社インデックス
http://index-inc.co.jp 資金調達のススメ
資金調達のススメ~リース会社との付き合い方~
今回は、リース会社との付き合い方について話します。
最近、飲食店の開業や独立の資金調達のコンサル依頼が多くなってきました。
しかし、最近、小規模の飲食業の倒産も多いこともあり、
銀行やリース会社の審査基準が厳しくなってきている感じがします。
このような状況であるからこそ、銀行借入以外にリース・割賦の活用も
積極的にしていく必要があります。
従って、銀行だけでなく、リース会社の支店長・担当者とも
定期的に情報交換をして、リレーションを取っておきましょう!
そうすれば、まだ、小さい会社でも、定期的にリース会社の支店長がお店に来店し、
お店の状況なども把握してもらえるので、リアルタイムな取引が可能になるケースが多いです。
最近では、まだ、1期目の決算が終わっていないのに、お店の繁盛の状況を見てもらっていた
努力もあり、無事、2店舗目の新規出店が可能になった会社もありました、
日々の努力は、重要ですね。
さて、「月間飲食店経営」の12月号に、資金調達の達人のタイトルで記事を書きました。
また、来年の1月から、毎月12回の連載も決定。
楽しみにしておいてください!
資金調達コンサルタント 嶋司貴裕
株式会社インデックス