未来へ | 福島県で活動するしきだん会オフィシャルブログ

福島県で活動するしきだん会オフィシャルブログ

「みんなに笑顔を」をモットーに、手と手を取り合う「絆」を造るための活動をしています。
みんなで乗り越えて行こう!!

2011.3.11
亡くなられた方々へ
心よりご冥福をお祈り申し上げます。


みなさんこんにちは。
お久しぶりです。しきだん会 阿部です。


もう10年。
まだ10年。

それぞれがそれぞれの想いで迎えた1日だったのではないでしょうか。


10年を迎えた3.11
一つの節目として、そして『今』をこの目で感じる為に

私たちは福島県内の沿岸部を訪ねました。

沿岸部では
あの日の災害を繰り返さないよう、
防波堤がどこまでも延びていました。


そして、防波堤から少し歩くと

木を植えることで
津波を陸地へと侵入させない
『森の防波堤』が広い範囲で植えられていました。



その後、
私たちは
福島第一原子力発電所付近へと向かいました。

現在でも、入れない区域があり
周辺地域では、復興へと汗を流す方々の姿は見られるものの、
住民の方々の姿は少なく、
10年経った今でも、まだまだなんだと痛感しました。


原子炉建屋が見えそうな場所へ向かっていると

『東日本大震災・原子力災害 伝承館』
という建物をみつけました。


ここでは、10年前の出来事を後世に伝えるべく、
地震発生からの出来事が鮮明に記録されており、まさに『伝承』の場となっていました。


前回投稿(大竹)
からもありましたが、
『復興フラッグ』や

『伝承館』
『森の防波堤』
他にも、多くの場所で多くの人が、


同じことが二度と起こらないように!
明るい未来のために!

希望を捨てず前を向き
一生懸命に生きていることを感じました。


日々、過ごす中で
嬉しいこと、大変なこと、いろんなことがありますよね。
私もまだまだ未熟でがむしゃらな日々を過ごしています。


でも、何一つ『当たり前』ではないこと。
そして『感謝』を忘れないこと。

平和ボケと言ったら言葉が不適切かもしれませんが、
私自身、平和ボケをしていたのかもしれません。
この日を迎え、また気持ちを引き締め
自分のできることを、精一杯やり抜くことを決めました。


〜1人の1000歩より1000人の1歩〜

復興はまだまだ続きます。
少しずつでも
一人一人が『想い』を胸に前を向くこと。
それが大きな力となる。


これまでもこれからも
みなさんと共に、精一杯歩み続けます。


しきだん会 阿部 祐太