サレンダードワイフを続けていると、

自分の主張を頑なに押し通すことに意味がない、と感じるようになってきた。

例えば、うちの夫はトイレを出ても手を洗わないし、私が寝そべるカーペットの上でスリッパを脱がないし。
リビングには「防災のため」といって引っ越し時に本を詰めた段ボールが、棚の転倒を支えるためにそのまま置かれていて、見た目よくない。人を呼ぶのはちょっと恥ずかしい。

でも、サレンダードワイフの教えに従って、「私が死ぬわけじゃないし」と言い聞かせていると、ほんの少しだけど、まあいいやと思えてくる。

夫に細かいことをごちゃごちゃ言って不機嫌になられたり、居心地が悪いと思われるより、穏やかに過ごしてくれる方がいいのだ。

私の優先順位では、私の主張を通して対等な関係を築くことより、夫とストレスのない夫婦関係を築ける方が大事だから。

キャリアでバリバリやってた自分がこんなふうに自分の主張を引っ込めるようになるとは、ちょっと信じられないけど。


周りに話すと驚かれるのは、夫には自分の部屋があるけど、私にはないこと。

夫には、一人になれる空間と時間が必要。気持ちよく働いてもらうため、ここは最大限尊重する必要がある。

だけど私には、リビングとほぼ同化したスペースがあるだけ。そこに机やベッドをちょこっと置いている。子どもが産まれたら、パーソナルスペースはさらになくなる。

今までの私なら「夫だけに部屋があって、私にないなんて許せない」と言ってたと思う。

でも、そんなちっぽけな「対等」より、夫に気持ちよく過ごしてもらえる家である方が大事。家族を養うという大仕事をしてるんだから。

私が家でぎゃーぎゃー自分の主張を叫んでいるような家に、夫は帰りたいとは思わないだろうし、リラックスできないだろうから。

それに、部屋がないならないでなんとかなってて、別に不満もない。


そして私のちっぽけな「対等」を捨てることで、夫はもっともっと大きな愛をくれるようになったし、私を大切にしてくれる。

私の実家を大切にしてくれるようになり、面倒な頼みごとも喜んで引き受けてくれるし、思わぬ形でサプライズしてくれる。私の想像をはるかに上回る愛情をくれる。

そして、何よりも楽しいラブラブ生活♪

つまらない見栄やプライドを捨てること。結構難しいけど、返ってくるものの大きさに気付いたら、価値観がひっくり返ると思う。
今読んでいるのは、これ↓
新ルールズ―幸せな愛と結婚のための法則 (ワニ文庫)/ベストセラーズ
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ちょっと出かけた時に、電車の中とかで読むと面白い。

ジョン・グレイ博士の↓

ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は.../三笠書房
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や「サレンダード・ワイフ」を読んでいると、同じことがあらゆる方向から書いてあるので、理解が深まる。

すごく分かりやすい。

多分、「新ルールズ」だけを読んでいたら、「なんでこんなに女が我慢しなきゃいけないの」と思いそうなんだけど、「ベストパートナーになるために」を読んでいるから、「そりゃそうだよなあ」と納得できる。

むしろ、「ベストパートナー」で解決できなかったより具体的な悩みが、「新ルールズ」で解決できる。

最初に読むのは、「ベストパートナー」の方がいいだろうな。「理由」が書いてあるからね。

私はサレンダードワイフやベストパートナーを読んで分かっていたようで、「そうはいっても、夫のこういうところには従わなくてもいいよね」と思っていたりしたので、それが大間違いだったことも分かって、反省・・・。




私がこれらの本と出会ってなかったころは、夫と遠距離恋愛だったこともあって、とにかく夫に不満とイライラをぶつけまくっていた。

そのたびに彼は困惑し、怒り、不安になり、悲しんで傷付いていた。

今になって、私がどれほどの爆弾を彼にぶつけまくっていたか、ものすごくよく分かる。

「お前なんて信用できるか!!!」と全身全霊で叫んでいたのだから。

それなのに、よく私と一緒になることを選んでくれたよね。

そう思うと、夫への感謝で胸がいっぱいになる。

一緒にいてくれて、ありがとう。


あなたが、トイレでスリッパをはいていなくても、トイレから出る時に手を洗っていなくても、いびきが凄まじくても、音楽の音が大きくて私の睡眠を妨げても、趣味の話がつまらなくても、抱きしめてほしい時にしてくれなくても(時間があればしてくれるから)、私がストレッチするマットの上でスリッパを脱がなくても、細かいことにイチイチうるさくても、他にも色々あるけど、どうでもいいです。私が死ぬわけじゃないから。

細かいことは言わない。

話すときは意地悪くなく、優しく明るい声で話す。

いつもニコニコしている。

ありがとう、嬉しい、私はこうしたい、と分かりやすく言う。

あなたがいるから私は生きていられるんだと表す。

あなたの世界を何でもかんでも知ろうとしない。


私が我慢すれば、生活というもっともっと大きなもの、私のエゴなんかよりもっと大切なものがうまくいくのだから。

これは、独身時代には理解できなかったなあ・・・。

我を通すより、もっと大事なものがあるなんて。






妊婦なので、日々本当にしんどい。

私は疲労がたまりやすいタイプなので、ちょっと動いただけでもすぐにしんどくなってしまう。

そういう時は余裕がなくて、夫に優しくなれない。

「ありがとう」「すごいね」というのがめんどくさくなってしまうのだ。

つくづく、男性が毎日「好きだよ」とかちょっとした愛情表現がめんどくさくなるのがよく分かる。

女性は毎日でも表現してほしいけど、男性はそうじゃないんだよな。

私が「頼りにしてるよ」を表現するのがめんどくさくなってしまうように(決して頼りにしていないのではなく)。


昨日もくたくたで、無表情で過ごしていた時間が多かった。

だけど夫が笑ってくれたり、たわいもない冗談を言ってくれることで、私はかなりほぐれたし、そうすると「ありがとう」も出てきた。

もちつもたれつなんだなー、私だけがしんどいんじゃないよなーとつくづく思う。

夫も夫なりに、私に気を使って、大切にしてくれている。

この人を夫に選んで、本当に良かった。


と書いてて思ったけど、こう思ったことを、そのまま表したらいいんだな。

その時には分からないんだけど。。