数学や英語は成績に直結する教科です。
数学や英語が好きで得意な子どもに育てることは、そのまま進学に役立つでしょう。
そのため、多くの親は塾や英会話に子どもを通わせます。
一方、美術はどうでしょうか。
美術は受験に直接関係がありません。
「主要5教科」と言われるように、美術はどちらかといえば「主要ではない扱い」です。
では「美術が好きな子ども」に育てるメリットはあるのでしょうか。
答えはYESです。
美術が好きな子どもは、自分を表現することが好きな子どもです。
つまり自分自身が大好きで、自分の内面を発信したいと思っている子どもです。
自分が好きな子=自己肯定感が高い子
受験は必ず成功する道ではありません。
受験する学校によっては「がんばったけれど不合格だった」という結果もあり得ます。
そのとき、自己肯定感が高い子は「不合格=ダメな自分」とは考えません。
不合格は不合格として受け入れ、立ち上がることができます。
美術が好きな子どもに育てるメリットは、結果として受験に強い子を育てることになり、さらには本当の心が強い子に育てることになります。