加古川市ぐうっ♡とPR部の市民レポーターの方が取材された、志方町の「とんど焼き」が

フェイスブックの加古川市【かこがわプラス】のページ(2019年1月21日配信)に掲載されました♡

 

   <<抜粋>>

【人生初のとんど焼きに参加】

 志方在住、志方大好き!「加古川ぐうっ♡と!PR部」のKです。
長らく志方に住みながら、今まで一度も行ったことがなかった「とんど焼き」に行ってきました。

 「とんど焼き」は、正月にお迎えした歳神様を天に送り出す行事だと言われています。呼び名も地域によってさまざまです。今回お邪魔したのは、志方東の畑(はた)地区。町内でもかなり世帯数が少なくなってきた地域です。それでも住民が協力しながら毎年1月14日に実施されています。

 近くの大歳神社から提灯で運んできた火を点け、今年の恵方の方角に倒すと聞いていましたが、なんと私、午後6時の点火に間に合わず、現地に向かう途中でとんどが大きく燃え上がって倒れるのを目撃! 点火の瞬間を見逃し、残念でした!

 気を取り直して、準備に関わっておられる藤原さんにお話を伺うと「1週間前に竹を切り出し、組む作業をしている。この作業も、昔ながらのやり方がうまく継承されず、簡略化されているところもある。昔はもっと子どもたちが多く賑やかだった」とのこと。準備をしている写真は、地元の方にお借りしました。

 参加した子どもたちは、持参した書き初めを竹の棒に挟み、炎にかざします。火の粉が夜空により高く舞い上がる方が、字が上達すると言われています。
また、持ってきた鏡餅を竹に刺してあぶっている家族も。とんどで焼いた餅を食べたり、火に当たったりすると、その年を健康で過ごせるとも言われているそうです。私が住む地域では、とんど焼きはしておらず、初めての体験でした。時折パンパンと竹が爆ぜる音を聞きながら暗闇の中の炎を眺めているだけでも、心が落ち着きました。また、お話しを伺い、行事の意味や技術を継承することの大切さを改めて感じました。
 貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました!
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 <加古川ぐうっ♡と!PR部>
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