損失回避、というバイアスについてです。

 

とても良い具体例があったので掲載しておきます

 

https://brave-answer.jp/14135/

 

プロスペクト理論ととても近いバイアスなので

そちらも合わせて解説をします。

 

 

https://brave-answer.jp/4627/

 

投資でよく使われる用語なのですが

目的達成、意思決定、マーケティングでこそ

最重要になってくる考えなのでしっかりと理解し

日常で意識できるようになってください。

 

 

とても簡単に伝えると

「人は得たい欲より避けたい欲に過剰に反応するし、行動する」という

バイアスです。

 

普段スクールでも僕は、

「セールスするときは既に手に入れた、

とお客さんに思ってもらえるセールスをすること」

 

と伝えてしますが、それもこの損失回避を利用したマーケティング手法です。

 

ペットの販売で無料でお泊まりをさせる。車の販売で試乗をさせる。

ライブなどのチケット販売で販売前に抽選をするのもこの損失回避を利用したマーケティングです。

 

 

これほど不可避で強力なバイアスはなかなかないので

常に意識しても間違いがないものです。

 

同時に、これほど人の意思決定を間違ったものに

誘導するバイアスはないでしょう。

 

 

プロスペクト理論通り多くの人は、良い状態になると

利益を失わないようにすぐに守りに入り現状維持をし

 

悪い状態になると一発逆転を目指し無謀なことをして

より被害を大きくします。

 

 

いい大学に入った人やいい会社に入った人が守りに入り

余計なことをしないように上手に生きて

本来だったら得られたであろうより大きな発展や地位を逃してしまいます。

 

そして、悪い状態になると

例えば就活がうまくいかなったとか、会社で合わなかったとなると

急に攻めに転じて無謀なチャレンジを行います。

 

本当だったら、勝ち試合を勝ち切るためにも

いい大学に入ったのなら余分に努力をして社会に通用する

能力を高めたり、実績を積むチャレンジをするべきです。

 

失敗しても高学歴というセーフティネットがある

のだから思い切って学生起業をするのも良いと思います。

 

逆に、劣勢な時こそ焦らずに現実を直視して

問題を明確にして改善。問題を打破するためにまずは

小さくテストをして生きながら着実に力をつけるべきです。

 

 

このまま生きていっても夢が叶うのなら

余分に、万が一のことがあっても夢を守れるように

お金や家族周りの人間関係の対策を打つべきです。

 

逆にこのまま生きていったら絶対に夢が叶わないと

いう劣勢になったのなら一発逆転など狙わずに

1つ1つ夢を手に入れられるような状況に変えていくべきなのです。

 

 

 

しかし、本当に見ていると

90%以上の方がプロスペクト理論通りの

本来やるべきことの逆を打ってしまうのです。

 

勝ち試合で気を緩め

負け試合で被害を最大化してしまいます。

 

 

また、損失回避のせいで無駄な時間や労力を使う人も

とても多いです。

 

サンクコスト、コンコルド効果でお伝えしたように

今までやってきたら、今までお金を使ったから

と成果が出ていないことを無駄に続けてしまいます。

 

 

成果が出ていないのならば、すぐにでも

撤退して新しいものを取り入れないとならないのです。

(ロスカットと言います。)

 

 

 

 

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今日のチャレンジ

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損失回避について

自分の中での経験や発見を

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