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昨日の第３図から、
第３図以下の指し手
▲４四飛 △同 角 ▲同 角 △同 銀（第４図）
▲４四飛が攻めの継続を図る思い切った手。
先手陣が飛車の打ち込みに強い形なので
十分成立しています。
この手で▲５八飛のように逃げては
△５五歩で局面が収まってしまい、
歩得のうえに手厚い後手が有利になります。
本譜は△４四同角でしたが、
△同銀ならどう攻めるのでしょうか。
ひと目映る▲４三金は△５五歩で案外大変。
次善手です。
正解は▲４三銀。
以下、△５五歩▲３四銀成△３二金▲５四金で
後手は銀取りが受かりません。
「次に厳しい手を指せ」という
含蓄のある格言が思い起こされる局面です。
さて、総交換が演じられましたが、
手番を握っているのが大きいのです。
次の一手は分かりやすいと思います。
TO BE CONTINUED…
