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先週の第5図から、
第5図以下の指し手
△5四同歩 ▲7四歩 △6六歩 ▲6八角 △4六歩 ▲5五歩
△5二金 ▲5四歩(第6図)
▲5四歩は黙って取るしかありません。
ここは先手の考えどころで、
▲5五歩や▲7四歩、さらには▲3三角成から▲2五桂など
様々な手があります。
宮本三段は▲7四歩を選択してきました。
7筋に嫌味をつけておこうという手ですが、
そのまま△同金と取っているようでは、
押さえ込みが遅れてしまうので
△6六歩と予定通り押さえ込みにかかります。
▲6八角と角交換を迫られますが、
ここで角を交換すると陣形の差で不利になるため、
角交換を拒否して△4六歩と押さえ込みます。
次の▲5五歩の合わせは対処が難しいところです。
糸谷先生はじっと△5二金と寄りました。
これは▲5四歩~▲5五歩~▲5四桂の
両取りを防いだ手で、
このように金銀を玉に寄せる手は右玉の必須手段の一つで、
攻めるかどうか困った時は、
金銀を一つ寄せてパスする手を考えると
好手であることが多いのです。
TO BE CONTINUED…
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