このブログは、小学3年生支援級(情緒クラス)に通う娘コムギ(自閉スペクトラム症&ADHD&発達性協調運動障害)と、年中早生まれの息子ソラマメ(今のところ定型っぽい)の日々の記録です。
自己紹介はこちら。
んで。
ふと、自分の小学生時代を振り返ってみると、結構、自然体験、社会体験をやってたなぁ…と。
県主催の無人島キャンプとか。おじさんの登山とか。家族で行く海水浴とか。有志の先生たちによる国民宿舎のスキー教室とか。有志の先生たちによる山の学校を使った自然遊びとか。
田舎のおじいちゃんの家の近所の川で川遊びをしたり。
裏庭のかまどで煮炊きしたり、野焼きしたり。
畑で収穫したり。
山に行って山菜摘んだり、栗拾いしたり、柿をもいだり。
職業体験だけがやったことないかな。
ボランティア活動も、地域活動としてなんか色々してた気がする…。
(この辺りは母が結構熱心だった)
文化的体験が相対的に弱かったけど、学校の遠足とかではプラネタリウムとか行ったような気がするし、
中学か高校の頃に妹と、自転車で行ける範囲の美術館博物館巡りをしたりとかもしてましたね。
(ある時、入館料が子どものが安い!と気づいて、まわりまくったのです)
市の無料コンサートに行った記憶もあります。
演劇鑑賞とかスポーツ観戦とかは、社会人になってから。
(そもそも地域の弱小スポーツチームに参加してたし…これはどれに入るんだろう?)
…んで、今の私。
我慢強さがあるかどうかは分からないけど、確かに自尊感情は高い気がしますねぇ…。
精神的回復力…昔は寝て起きたら悩みが消えてましたね…(今は流石にそれでは悩みが消えないので、人に相談するけど)。
精神的健康…まあ、健康な気がする(中高の頃はいわゆる「黒歴史」がいっぱいあるけど…ぎゃー!←何か思い出した。まあ、それも成長)。
そうか、私になるのか…(どんな着地点)。
まあ、確かに幸せなんで。
(一銭も稼いで無いけど。むしろコムギの方が児童手当と特児で稼いでる…)
母子家庭でお金はそんなになかったですが、
格安で体験できる情報を集めて色々参加させてもらっていたので、
あんな風にいろんなイベントに参加しながら、体験の経験を積んでいったらいいんだな〜、とホッとしました。
とまとめていたら、こちらの動画。
こちらは完全に、放課後や休日の体験格差の話で、
旅行やスポーツなどの習い事についてなんですが、
昔は無料や格安で体験できたことが、今はどんどん有料になっていて、
親の経済格差がダイレクトに響いている、という話でした。
一応、自治体も危機感はあって、色々無料で体験できるイベントは用意してるんだけど、
そもそもその情報にアクセスしてこない人も多いみたいで…。
そんな人にどうやって情報を届けるか、子に労力を割けない親のいる子にどうやって体験を届けるか…って話になってたんですが。
…なるほど、確かに私の場合、参加してたのは、
地域の活動や母の情報ネットワーク(口コミ)で得た教室情報や、田舎のおじいちゃんや熱心なおじさんという親戚…。
昔とはいえ、豊かな経験のもとは、『運の良さ』もあったんだなぁ。
まあ、コムギの場合は、学校と放デイでものすごくたくさん、体験させてもらっているので。そちらにお任せして。
(関西だからそういう場が多いってのもあるけど。岡山なんて、動物園は1ヶ所だけで、水族館は県内に無くて…って環境)
発達障害で視覚優位で本で読んでも入らないから体験が大事、とは言うものの、
定型の子だって体験が大事なわけで。
ソラマメにも色々体験させてあげたいなぁ、情報収集がんばらなきゃなぁ、と改めて思ったのでした。
(でも、このGWでもちょっとおでかけしたら、親の方が全身ガクガクになっちゃいましたけども…)