インスタライブのワンオペ配信ノウハウ、ご紹介します | スガ シカオ オフィシャルブログ コノユビトマレ Powered by Ameba

インスタライブのワンオペ配信ノウハウ、ご紹介します

簡単にですが、自分流インスタライブワンオペ配信のノウハウをご紹介します。



今回、インスタライブをワンオペで配信するにあたり、まず機材の選定からはじまりました。

ワンオペ配信は、ニコ生で結構やってたんで慣れてはいるものの、当時使っていた機材はもうちょっと時代遅れ感が否めないので、インスタライブ配信してる仲間や知り合いにいろいろ最新機材のインタビューをしたり調べたりした結果、YAMAHA AG03Roland Go Mixer Proが良さそうだった。結局、機能が多彩で音質が良いと噂のYAMAHA AG03にした。配信音質がよかったのは、これのせいもあるのかも・・・。

YAMAHA AG03のマイク入力はヘッドセット、コンデンサー(電源供給可)、ダイナミックどれでもいけます。そのほかに楽器用インプット、BGM用のインプットもあります。ゲーム実況配信なんかにもうまく対応してる感じ。


マイク入力の特徴は、かなり音声が硬くなります。配信を前提としてるミキサーなんで、おそらく配信に乗りやすい音質になるように設定されてるんだと思う。ちょっとエフェクトを通しただけでパリンパリンの硬質な声になるので、EQでハイを切り気味にしたり、コンプを弱めたり調整が必要です。色々マイクを試した結果、定番のダイナミックマイク SHURE 58が一番しっくりきたので、それを使いました。

YAMAHA AG03の最大の特徴はエフェクターで、ボーカル用にコンプとEQ、リバーブ、楽器用にコンプとEQ、アンプシュミが内蔵されています。



各エフェクトの設定は、一度PCに立ち上げて専用のアプリから細かく設定ができます。これが結構優秀&効き具合が大胆で、うまくやればそこそこプロっぽい音が作れたりします!

ちなみにおれは、アコギのピエゾ感があまり好きではないので、ローエンドと80010k辺りをガッツリEQで切って、ハイエンドをあげることで空気感のあるアコギサウンドを目指しました。


YAMAHA AG03は手元スイッチで各エフェクトのオンオフが簡単にできるので、トークの時はリバーブだけ切ってとか、ワンオペ勢には非常に嬉しい操作性になっています。


カメラはiPhone内蔵のもので十分な感じでした。ワンオペだと自撮りカメラになっちゃうんで、左右逆になりますが・・・。


iPhoneで配信する場合は、USB→Lightning変換がないとiPhoneAG03を接続できないんで、Appleで変換アダプタを購入するのが良いと思います。


ちなみにおれは目が悪くて、iPhoneに流れるコメントが拾えないので、別のアカウントをiPadに立ち上げて、コメントはiPadで拾ってました。


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今回のおれの配信は、「自粛ムードの中、音楽で元気を!」っていう半分チャリティー感覚だったので、無料視聴で五日間インスタライブをやったんだけど、例えば

https://www.formzu.com/

みたいなサイトでメールフォームを作って、課金して配信することもできます。これは北海道のOAをやってくれたsnare coverくんに教えてもらったんだけだけど....

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①まず自分のアカウントとは別に、配信用アカウントを作る。

②フォームズなどを使って、例えば以下のような課金システムを立ち上げ、そこに客を誘導する(これはsnare  coverくんの申し込みページ)

https://ws.formzu.net/sfgen/S70474021/

③課金してくれたお客さんに①の配信用のアドレスを送付し、開演時間に合わせて配信する。

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おれは特別なコンセプトがない限り、音楽に関して何でもかんでも無料配信するのには反対なので、こうした課金システム(PayPayを使った投げ銭システムなんかも、最近は流行ってはいますが・・・)を取り入れ、音響のしっかりとした配信システムを使って、充実した音楽配信を有料で届けるのがベストかなと思っています。


インスタライブなどで配信してるミュージシャンの皆さんの、少しでも参考になれば・・・。