『火垂るの墓』
おつです。
8月になって、ますます暑さが刺さります。今週からいよいよ夏フェスもスタート！
しばしアルバム制作を忘れてLIVEに集中します。
さて、野坂昭如さんの『火垂るの墓』。
アニメではおなじみで、おれも子供の頃から何回見たかわからないほどの作品。関西弁のセリフも印象的で、ジブリ作品の中でも異彩を放つ名作です。
で、昔からずっと気になっていた『火垂るの墓』の原作短編小説を、ついに電子書籍で読んだ。
無駄のない硬質な文体で、昨今の文学作品と比べるとスラスラ読みやすくはないけれど、その分無駄な湿り気や叙情がなく、猛烈なリアリティや匂い、強い想い・メッセージを感じた。
すごい作品だったです。
野坂昭如「アメリカひじき・火垂るの墓 」