テレビ出演情報＋成人式スペシャル！！Myリリック！！
おつです。
３連休楽しんでる？？
天気もいいし、デート日和だねー！！
成人 むかえた皆は、おめでとう！！
さて、今日のNEWS ZERO２３：２４～ で、スガシカオ・ロンドンライブ密着をやるよ！！
短い時間だと思うけど、先日のCulture Journal見れなかった方は是非みてね！！
【TV出演情報】
■ 1/10（月）23：24～24：28 日本テレビ系「NEWS ZERO」、出演
1/11（火）16：53～19：00 日本テレビ系「news every.」出演
2010年に開催された「suga shikao JAPAN-UK circuit 2010」ロンドン公演の密着レポートが放送されます。
※番組内容変更の場合があります。
というわけで、今日は第３０回「輝け！！Myリリック！！」成人式スペシャルだよ！！
今回も珠玉の作品ばかり。
みんなの感性、本当にすごくてびっくりするよ。
※ 「輝け！！Myリリック」に作品を投稿される方は、タイトルや名前など、必ずフォーマットに従って投稿してください。フォーマットに準じていないと、通常のコメントとして扱われてしまい、せっかくの力作がピックアップされません。
※ お友達で詩やポエムに興味のある方がいたら、「輝け！！Myリリック！！」教えてあげてくださいね。
時間のある時に、ゆっくり読んでね～～～！！
いってみよ～～～！！
「無題」
雨が降るとなんかもう全部嫌になってしまうんだ
流行らない背広着た偉そうな教師も
スカートから下着が見えそうな馬鹿女も
インスタントな笑顔浮かべてるワイドショーの司会者だって
カンにさわって仕方ないんだ
チャンネルを回したって見たい番組はなくて
先月買ったくだらない小説を渋々手にとった
しおりの挟まったページには僕の知らない二人がいて
どうやら上手くいけば結婚するらしい
ムシャクシャして本を閉じた
こんな日はなんかどうもね 汚い部屋の中頭に浮かぶのは
笑っちゃうくらい救いようのないシナリオばっかで
伸びた爪を切りながら考えるのは
どうしたって君のことなんだ
この6畳半の僕の部屋を残して
世界の全てが嵐に沈んでしまえばいい
君だけは助けてあげるよ
そしたらこの部屋で僕と暮らさないか？
明日また雨が降ったら
明日また僕は学校を休むだろう
夕食を告げる声を聞いて階段を下りた
遼香・18歳・女
自分だけの世界観があるね！！レベルが高い！！
全体の構成力とか言葉選びも文句なし！
独特のテンポ感っていうか、スライドショー的なイメージの連続が、読者をリリックの世界にぐいぐい引き込むね。
「伸びた爪を切りながら考えるのは どうしたって君のことなんだ」←ここが肝だよね！！
この１行でリリックを反対方向にバンって投げ倒す、すごい１行！！
「夕食を告げる声を聞いて階段を下りた」←この日常への戻し方も、スマートで◎
ほんと、よくできてます！！１８歳なんだ？
文学とか好きなんだろうな・・・
『ＡＭ２：５３ 高速道路にて』
ねぇ きのう何食べたっけ？
なんだか うまく思い出せないんだ
えっ 向かいにビルが建っちゃうの？
せっかくの南向きなのにね
それよりちょっとスピード出しすぎじゃない？
そうなんだ それなら仕方ないね
えっと 何の話してたっけ？
どうにも眠たくてさぁ
一緒に暮らせないか？って
その話は何度もしたじゃん！無理なんだって
お願いだからさ 泣かないでよ
今のままでいようよ わかるでしょ？
愛してるってば
そんな事よりさ やっぱりスピード出しすぎだよ！！
事故ったらどうすんのさ！！
俺はまだ死にたくないよ
沈黙
あの えっと 何だ その
ちょっと確認したいんだけどさ
急にハンドル切ったりしないよね？
ペイリー ２９歳 オトコ
すごいすごい！おもしろいね！あたらしい！！
なんていうジャンルのリリックなんだろ？状況詩ｗ？会話詩ｗ？？
密室で起こるコミカルなやりとりやスピード感、緊張感・・・・いろんな現実が一方的に投げつけられるスリリングなリリック！
「沈黙」←ここは、よく思いついたね！！
読者もここで、一回つばを飲み込むんだよねｗｗ
なんか、リリック・ジェットコースターみたいな、新感覚の作品でした！
「6月23日」
去年の今日 君の笑顔が消えた
「バイバイ」そう言って 分かれた すぐ後
大きい音がした 振り向いた
横断歩道の もっと向こう 君がいた
忘れられない 1分 たった1分
それよりも早く引き返してたら
今も一緒に帰ってたかな
今日もあの日の赤い君が
そこに思い浮かんじゃうんだ
何もなかったみたいに
気持ちよさそうに寝ちゃってて
もう会えないのも 平気みたいな顔して
気持ちよさそうに寝ちゃってて
ほんとに最後 最後のとき 少し泣けた
今日の多分今頃
君とは 本当のバイバイだったね
ＢＥＮ 14歳
友達に向けて
おれも同じような経験があったので、いきなりガツンときたなー。
「悲しみ」とか「死」をイメージする具体的な言葉をあえて使っていないのに、それでも伝わってくる恐ろしいほどの臨場感と生臭さ、リリックとして素晴らしいよ。
タイトル「６月２３日」からも、手が付けられないヒリヒリした空気感が伝わるね。
この作品がフェイクションでもノンフィクションでも、そんなことはどうでもいいと思ったよ。
心がグラッと動いたことが、リリックなんだと再確認した。
感動したよ。
というわけで、第３０回「輝け！！Myリリック」成人式スペシャルでしたー！！
今回は選ぶのに時間かかった～～～(ﾉ_-｡)
ほんならねー。