「輝け~~~!!Myリリック」第4弾!!
こんばんわ~~~。
今日はいい天気で気持ちよかったですね~~。
週末はみなさん、どっかいきます??
ぼくは・・・・・・・プロモーションでバタバタです。
では「輝け!!Myリリック」第4弾
まず最初の作品いってみよ~~~!!!
やっとやっと
わかった。
ずっとずっと
待ってた。
この日のため
歩いてきたんだ
あの日になんて
もう帰らない。
帰らなくていい。
新しい季節
新しい道
新しい夢
もう何も恐がらなくていい。
この日のため
歩いてきたんだ。
もう何も恐くない。
サフ 29歳 女
不景気ですさんだ詩や生きづらさを書いた詩が多い中、ストレートに嫌味なくポジティブな感性でかかれた言葉が新鮮です。
読んだ時のリズムをとても大切にしてますね。
でも実は「もう、何も怖がらなくていい」の「もう」の一言に、過去の挫折や失敗が垣間見えて、この詩をより説得力のあるものにしている感じがするね!
『愛だ!』
妄想と実践のあいだ。
それは、現実の愛だ。
友情と恋愛のあいだ。
それは、未来への愛だ。
会いたいから会いに行く。
あいにく愛は、いらないようだ。
あいまいな愛情は、あいかわらずで
挨拶とあいのてをはきちがえている
愛人と愛欲の間。
愛称と相性の間。
愛憎と愛嬌の間。
曖昧と生憎の間。
隙間で生きている。
間からのぞいてる。
好きなのにのぞいてる。
愛されず生きている。
妄想と実践のあいだ。
それは、現実の愛だ。
友情と恋愛の間。
それは、未来への愛だ。
Sakae
とても音楽的なリリックですね。ひとつのパターンの韻の踏み方から徐々にはずれてトリッキーなライムになっていくのも、すごく「今」っぽいですね。
『観覧車』
観覧車
ゆっくりと
上がっているようだけど
この町の
小さな観覧車だから
すぐに終わっちゃう
あたしは持ってる
下心
あなたも
持ってるといいな
下心
何も言わず
想いの頂点を
待っていた
観覧車の頂点を
待ちながら
椿 ゆきこ
30代
女
どっひゃ~~、これはぶっとびの素晴らしさです!!!
観覧車がゆっくりと頂点をめがけ上がっていく情景と、愛おしい人への気持ちがふつふつと頂点に近づいていく時間の流れを、淡い恋心の中にとかして表現した傑作。
決して難解な言葉や過剰な演出に頼らない潔さも◎!!
恋心をあえて「下心」と表記するさりげない大人のエグさも、個人的に好きです。
つづく・・・・・