いつも訪問有難う御座います。

 

ババオウゴンオニクワガタっ綺麗ですよね

 

 

今回はある実験を試みた

結果の報告となります。

 

オウゴンオニクワガタは

カワラ菌糸での飼育が

当たり前とされていると思いますが

 

本当にそうでしょうか?

 

何故カワラでないとダメなんでしょう?

 

・餌が食べられずに死んでしまうのか?

・育たないのか?

 

ちょっと疑問に思いませんか?

 

みんなが言うからカワラで

飼育している所が有りませんか?

 

私も先輩方が飼育法を

確立してくれた方法を

まねしてるにすぎません。

 

気になったので常識破れの飼育を試みました。

 

途中経過を画像等を撮っていなかったので

結果のだけの報告となります。

 

今回の使用した種類は、

ババオウゴンオニクワガタです。

 

2令幼虫をカワラ菌糸ではなく、

カンタケ(神長きのこ園さんのS8)へ

2頭だけ投入しました。

弱い初令幼虫を使用して

すぐに死んでしまっては

実験にならなそうだったので

2令にしました。

 

 

投入してから数日後

ボトル側面に食痕が見えたので、

取り敢えずは一安心というところです。

その後も側面から幼虫の姿は

見え隠れしていたので

生存はしている様でした。

 

3か月程して菌糸が劣化してきたので

交換をしたところ、

幼虫体重は

2頭共6g程まで成長していました。

この時点で行けるんじゃねって

思ったわけです。

2令幼虫が3か月で6gという事は、

カワラで飼育した場合は

♀と判断するところです。

というより

ちょっと小さいですね

 

2頭共♀だろうと判断しました。

 

その後も菌糸が劣化するたびに

交換したのですが、

幼虫体重は何とか8gまで成長しました。

この大きさなら間違いなく

2頭ともメスと思って飼育継続。

しかし8か月経過したころに思ったのが、

メスとしても体重は増えないし

幼虫期間も長いなって思いました。


カワラ菌糸で飼育した場合は

10g以上か羽化していても良いはず。

 

これは蛹化しないパターンか?

やはりカワラでないとダメなのか?

 

不安になってきましたね。

 

10か月たったころ

ボトル側面に変化が見られなかったので

掘り出してみる事に。

 

丁寧に掘っていくと

固い層に当たりました。

これは蛹室であると確信した為、

露天堀をしたところ

何と蛹化しています。

 

しかも♂ 

かなり小さいです。

もう1頭も♂です。

 

このまま様子を見ました。

 

1か月後1頭は無事に羽化

なんと46㎜

  

 もう1頭は羽化できませんでした。


菌糸の影響?

衝撃をあたえた?

蛹化するときに不全があった?

原因は分かりません。

 

結果としては

小さい成虫でも良ければ

カワラ菌糸でなくても羽化した

 

でした。

 

ただ小ぶりなオスだったのと

羽化率は50%だった事を考えると

無難にカワラ菌糸で

育てるのが良いでしょうね。

 

お粗末な結果となってしましましたが、

参考になれば幸いです。

 

また気になったことが有ったら

また実験していきます。

 

それではまたね!ニコニコ