歴史好きの長男が読んだ本を紹介します。
今回は歴史じゃなくて地政学...
もともと、歴史も歴史上の人物の人となりや、周りの人々との関係、戦が起こった所以、人間模様に引かれて歴史にのめり込んだタイプです。
最近は、テレビを見ていて、ロシアやウクライナ情勢や世界情勢に関することに興味を示すことが多く、池上彰さんが番組で取り上げていた地政学について楽しそうに見ていたので、本をいくつか見てみました~。
地政学とは?
・地形によって国と国の関係がどんな風にかわるのかを考える学問
・地理、歴史、資源、人口、それから宗教、民族、人種などが国々の関係にどのような影響をおよぼすのか、それが平和と安定をどのように脅かすのか、といったことを分析し、ともに生きる知恵を学ぶこと
・地理的条件から国家の行動を説明する。大国の指導者が世界地図を見ながら考えていることを追体験できるエキサイティングな学問
そんな長男が最近読んだ地政学の本について紹介します。
全ての漢字にフリガナがふってあります。カラーで見やすく、文字も大きめ、図も多く使われていてみやすいです。内容は小学校中学年でも興味がないと難しく感じてしまうかもしれません。以下の7章にわかれています。
・日本と世界の関係
・地政学ってどんな学問なの?
・地政学で絶対に知っておくべきキーワード
・日本の地政学的リスク
・アメリカと中国
・歴史を振り返ると地政学がよくわかる
・未来の日本について考えてみよう
地政学の基礎を知るのにとてもよかったです。
フリガナなしです。漫画もあるし評価も高いしよさそうと思ったのですが、長男はそれほど食いつかず...学校の読書の時間があまりない時期だったのも、タイミングが悪かったかな
マンガは歴史がちょっと苦手な商社マンの兄、世界史好きな女子高校生の妹、地政学を教えてくれる家庭教師の先生の3人のやりとりで、疑問提起、解決がされていきます。日本を含めた17つの各国からみた世界が解説されていて、私はとてもおもしろかったです。
長男が『おもしろい〜』と学校の読書の時間に夢中になって読んでいました。高校1年生の大樹と、妹の中学1年生の杏と、カイゾクと呼ばれるアンティークショップの男性、3人のやり取りでお話が進んでいきます。小説を読んでいる感覚で、夢中になってページが進んだようです。7日間のレッスンにそって、
・物も情報も海を通る
・日本のそばにひそむ海底核ミサイル
・大きな国の苦しい事情
・国はどう生き延び、どう消えていくのか
・絶対豊かにならない国々
・地形で決まる運不運
・宇宙からみた地球儀
について、大樹と杏が学んでいきます。
地政学の知識はもちろんですが、様々な角度から物事をみることの大切さ、自分が見ている世界が他の人が見ている世界と一緒ではないことを学べるところが親から見てすごくよかったです。フリガナなしです。
こちらは長男が本屋さんで自分で見つけて欲しがった本です。
2020年に発行されたもので、コロナ後の世界情勢について、アメリカ、中国、ヨーロッパ、アジア、中東、その他(カリブ海中米、南アメリカ、インドネシアとオーストラリア、スエズ運河、インド洋)、日本にわけて、説明がされています。フリガナはないですが、2色カラーで、図やイラストがたくさん使われており、とても見やすいです。コロナ以降の新時代について理解でき、長男はとても楽しそうに読んでいました。
また読んたら紹介させてください