11年子どもを育ててみて運動神経について思ったこと

息子たちが保育園生のころ、ふたりとも運動神経がよい感じがあまりせず、私に似てしまったのかなぁと心配になりました。

小さい頃は足がはやくなかったり、なかなかなわとびの習得に時間がかかったのですが、

夫婦ふたりで運動機能の発達について少し心がけたりしながら子育てしてみたら、

今年の（小５）新体力テストでAをとってかえってきました

新体力テストとは文部科学省が国民の体力・運動能力の現状を明らかにし、体育・スポーツ活動の指導と、行政上の基礎資料として広く活用するため実施している「体力・運動能力調査」です。

年に一回体育の授業で５０m走のタイムを計ったり、反復横飛びを何回できるか測定したり、ソフトボールを何m投げられるか測定するやつです。

息子ががんばった結果で、私たちが心がけたことだけが影響しているわけではないですが、工夫したことを書いてみます。

●毎日少しでも親子で（ほぼ夫が）運動する

●いろんな種類の運動をする

●運動をするときは子どもたちに好きな種類をえらんでもらう

まず、毎日の運動ですが、寝る前に15～30分運動しています。週末は公園にいくことも多いですが、平日は室内で。田舎の戸建てに住んでいるからできていることでもあるかもしれません。子供部屋をまだ分けていないため、ほとんど何も置いていない１０畳ほどの部屋があり、主にそこで運動しています。

次は、いろいろな運動をすることについて。

子どもが小さい頃にこちらを読んで参考にしました。

運動神経がよくなる本-「バランス」「移動」「操作」で身体は変わる！

Amazon（アマゾン）

322〜4,242円

・子どもの体の発達に必要な動きが最近の生活習慣では身に付きにくいこと

・小さいうちはひとつのスポーツに絞ると、運動量は稼げるけどいろいろな動きを習得する機会が減ってしまうこと

・幼少期は複数のスポーツを楽しく心地よく経験し、最終的に子ども自身がやりたいと思うスポーツをみつけ、のばしていくことが大切

とのことが書いてありました。

共感できたので、習い事も本に書いてある通り、かけっこ、リレー、ドッヂボール、鬼ごっこ、バスケット、バドミントン、マット運動、なわとび、ダンスなど楽しくやってくれる運動教室に通っていました。

家では短縄とび、長縄とび、跳び箱（旦那が馬になる）、風船バレー、フットサル、バレー、ドリブル、卓球、野球（室内ではプラスチックボールをティースタンドにのせてうつ、キャッチボール）、高跳び（布団の上に縄をはってそこを飛ぶ）、体力テストでやる運動を親子で競争したりなどしてます。

最後は、運動をするときは子どもたちに好きな種類をえらんでもらうことについて。ふたりとも基本的にインドアでゲーム大好き、本やマンガも大好き。自主性を重んじたいのですが、ほっといてもどんどん体を動かすタイプではありません自分からどんどん動くタイプの子は勝手にどんどん発達していきそうですね。息子たちはやり始めれば楽しくなってくるんですけど…。なのでもう運動を習慣化して、内容を自分達で選んで楽しんでもらうというスタイルです。体育の授業でもっと上達したいことがあると子どもから提案してきてくれるようになりました。

これから変わるかもしれませんが、息子たちが将来やってみたい仕事を親にそれぞれ教えてくれていますが、今のところスポーツ選手ではないそうなので、我が家の目標は楽しく運動すること、できれは運動が好きになって成長過程で身に付けたほうがよい基本的な動きをたくさん身につけることです。

私自身の経験として、自分自身がスパルタで運動をする幼稚園に通っていたときは、かけっこやマット運動、とびばこなど、今思えばまずまずできていました。でも運動が楽しい好きという感覚はなかったので、小学生に上がり徐々に運動量が減り、かけっこが遅くなり、他者と比べて『私は運動が苦手』という意識が強くなりました。楽しくないとよけいにやらない、さらに運動能力が落ちるという悪循環でした。

自分自身の経験から、運動の頻度で運動能力は変化すること、体を動かして楽しい、できるようになってうれしいという経験がないと運動習慣が身に付かないことを感じました。

息子たちには体を動かすことを楽しんでもらえるように引き続き応援していきます