長男は生後6ヶ月の頃から、次男は3才くらい(ハサミで切ったりワーク的なものがつくようになる頃から)からこどもちゃれんじをやっていて、現在の進研ゼミ小学講座までずっと続けています。
私自身、小学生のころ、ポストに届く魅力的な広告のマンガを隅々まで読み、親にお願いして受講を始めたことがあります。マンガでは勉強も運動も友達も恋愛もなんでもうまくいっちゃう気持ちになるように描かれていました。最初はやる気がみなぎっているんですけど、だんだんテキストがたまってきてしまい、いつの間にか親に解約されましたー。そう、私自身脱落組なんです。あんな魅力的に描かれているのにうまくいかないじゃーんとやや不信感を感じたほど。でも中学校の時の友達の塾の先生が(遠い…)きちんとやれば、とてもよい教材だよと言っていたと聞いて、みる目が少し変わりました。だって塾の先生にとって通信教育はライバルかもしれないのに、あえてそう言ったということに子どもながら信憑性の高さを感じたのです。
 
私は中学生の時には塾通いをしたのですが、大学受験は予備校などには通いませんでした。そして、自分が高校3年生のとき、受験で目指したのは公立大学。国語、数学、理科、社会、英語の5科目が必要だったのですが、どうしても社会だけが伸び悩み、親に頼んで世界史だけ進研ゼミを約10年ぶりくらいに受講しました(実況中継などの参考書でも勉強しました。今もあるでしょうか)。質問にも答えてくれたり(当時は電話やファックスだったかも?)大学の情報をもらえたりするサービスもありがたく、何よりセンター試験で苦手だった世界史で93点とることができました!うれしくて22年前なのに覚えてる笑。無事志望大学に入学できました。そんな自分の体験も通して、きちんとやればよい教材なんだと思っています。
 
今のところ、長男も次男も次の教材が届くまでに前の月の課題は終えており、ずっと赤ペン先生のテストや実力診断テストは期限内に提出できています。自分は脱落組だったので知りませんでしたが、一年間期限内に赤ペン先生のテストを提出すると賞状が送られてきます。そして同封されたお手紙には保護者に対し、子どもがきちんと続けられたのには保護者の声掛けや提出の手続きなどをキチンとやってくれたから。保護者もがんばりましたね的な労いの言葉が綴られており、私もがんばったんだなととってもうれしい気持ちになりました。
 
 
子どもたちがテキストをためないために気を付けたこと、気を付けていることは以下の通りです。
 
●親が脱落者であることを正直に伝えた
上記の私自身の失敗談を正直に伝えました。『ママはテキストためちゃって、ばあばが知らないうちに解約したんだ~』と伝えました。年間かかっている受講料があることを説明し、やらないならもったいないから、次のテキストが届くまでに終わってなかったら、自分の時のように解約することを決めています。これは子どもに対する脅しではなく、私がケチだからです。取り組まなければ無駄なので、無駄にお金を使いたくないからというのも伝えました。本人がやめたくなったらやめてもいいと思ってます。
 
●取り組む時間の習慣化
こどもちゃれんじのころは、気が向いたときに一気にワークに取り組むことが多かったのですが、小学生になると学校の宿題、習い事、友達との約束、ゲームなどやることが増えて忙しくなりました。放課後は児童クラブに行ったり、学校の宿題の量や友達との約束など、日によってリズムがばらつくので、朝の方が決まった時間で動きやすく、我が家では朝に取り組んでいます。就寝時間と起床時間は決めているので、大きく乱れることはありません。朝の準備が終わって登校時間になるまでの間に取り組んでいます。2年生の次男は国語と算数を1回分ずつ、10分前後で終わってしまうことが多いです。平日の朝の取り組みだけで基本のテキストのすべてを3週間程度で終えられます。5年生の長男も国語、算数、社会、理科、英語の5科目のうち、1日の2科目を1回分ずつ取り組んでいます。平日の朝に10~15分程度取り組み、次の月の課題が更新される25日までには前の月の課題は終えられています。
 
●3年生くらいはこまめに親が丸つけ
間違えたままでは意味がないので親の方でもこまめに丸つけするように気を付けています。夕方仕事から帰って学校の連絡帳をチェックするタイミングで合わせてやってしまいます。忙しくて2~3日まとめてフィードバックすることもあります。子どもが何かに夢中になっているときは避け、キリがよさそうなタイミングに声をかけ、間違えた問題をささっと直します。長男は4年生くらいから(4年生までは紙のテキストタイプを受講、3年生の途中から自分で丸つけをするようにテキストの中で促されています)自分で丸つけもして終えることができています。
チャレンジタッチ(タブレット学習)は自動採点なので親の丸つけは必要ありません。
 
●子どもからの質問は後回しにしない
忙しいときに聞かれると、今ちょっとな~と思うことも多いのですが、本人がやる気になっているときに終えられるようにきちんと一緒にみてあげるようにします。小学生の問題なので、一緒に問題をきちんと確認すれば大して時間はかかりません。
 
●とりあえず基本のテキストを最初にやる
基本のテキスト以外にいろいろと送られてきています。基本のテキストが終ってしまって次の号が届くまでは朝の時間にその他のテキストもやっていますが、すべてはやりきれていません。本人の好きなこともたくさんやってほしいので、朝の時間で終えられないものは、夏休みなど時間がありあまるときにやるようにしています。もしすでにテキストがたまってしまった人は今月号から取り組むといいと思います。たまってしまった分は大きな休みなどにやると負担が少ないかなと思います。
 
●紙テキストのチャレンジにするか、チャレンジタッチにするか
こちらは期限内に終らせることとは別の話ですが、私自身タイミングに迷ったので記しておきます。
長男は4年生まで紙テキストのチャレンジ、5年生からはチャレンジタッチを使用しています。どっちも体験してみて思うのは、タブレットの方が子ども自身で学習をすすめやすそうです。紙の時は机に座らないといけませんでしたが、タブレットはソファに座ってくつろいだ様子でやっています。チャレンジタッチではレッスンを自動提案してくれるし、動画レッスンで指導がわかりやすい、間違えた問題の解き直しも促してくれます。タブレットに漢字の書き込みもでき、判定は結構厳しめ。トメ、ハネもきちっと指導されます。次男は現在紙のテキストのチャレンジを受講しており、本当ならタブレットの方が親も本人も楽だと思うのですが、気分によって文字が雑になってしまうことが多く、タブレットにタッチペンで文字を書く感覚が、紙に鉛筆で書く感覚とかけ離れている感じを私自身が強く感じるので、もう少し文字を丁寧に書くことが定着してからチャレンジタッチに移行しようと考えています。
 
以上、我が家の進研ゼミ小学講座をためずに継続するために心がけていることでした。