以前過剰歯と診断され、手術で歯を取り除いたことについてブログに書きました。

 

その後歯科矯正をしています。
過剰歯の手術をしてくださった口腔外科の先生におすすめの矯正歯科をたずねたところ、最近は様々なアプローチ方法があるので、実際に足を運んで話を聞いてみて、治療方法、治療費、自宅からの距離などを合わせて検討してみるといいとアドバイスをもらいました。
 
我が家では3件の矯正歯科にお話しを聞きに行きました。
 
1件目 治療方法 不明   治療費 不明
過剰歯が見つかる前に話を聞きに行っています。年配の先生でした。上の前歯2本の隙間がものすごく広かったことに対して相談しました。こちらでは現状では矯正の必要性があるか判断するには、上下の前歯の永久歯が8本そろってからじゃないと判断ができないので、歯がはえそろったらまた来てみて下さいとのことでした。
 
2件目 治療方法 ヘッドギア  治療費 約200万
過剰歯をみつけてくれた小児歯科です。こちらで推奨しているのは夜間に着用するタイプのヘッドギアのようなもので、実際に治療した患者さんの経過を写真をみせながら説明してくださり、小学校低学年から中学生くらいまでながく治療をしていました。クリニックが少し自宅から遠く、治療費が我が家には高すぎました。
 
3件目 治療方法 急速拡大装置・ブラケット 治療費 426000円
現在矯正をしている矯正歯科です。初回の相談で観察から予測されるお話しが的確で、とても納得できる説明でした。私自身は上の前歯の隙間が大きいことと、スペースが足りず前後にずれてはえてきてしまいそうで心配ということしか感じていませんでした。
先生からは永久歯がはえそろうスペースがないことはもちろん、上の歯と下の歯の中心がずれていること、正常では口を閉じたときに下の歯の前に上の歯が少し被さるように閉じるはずが、次男の場合は重なっておらず、同じ位置にきてしまっている、前歯が閉じられない状態(開咬(かいこう))となっている、上顎が小さく、安静時上顎と前歯の裏に舌はくっついているはずのところが、次男は上顎が小さく舌が正しい位置につけておけない、そのためより歯ならびが整わない、口呼吸となってしまうなど、気づいていなかったけど、説明をうけると確かに日常の様子からしっくりとくることがとても多かったです。
治療方法は終日、急速拡大装置などで顎を広げる、顎が広がったらブラケット装置を着用する方法です。
治療費は初回の精密検査が35000円。その検査で細かく治療方法を検討し具体的な金額が出て、次男の場合は426000円でした。追加費用は基本的になく、矯正終了時に舌のトレーニングが必要となった場合は1回3000円程度かかるとの説明でした。
 
マウスピースで治療する方法もあると思うのですが、ブラケットをつけることに抵抗がなく(私自身が小学生の時、前歯を強くぶつけて永久歯がぐらぐらしてしまい、装着経験がありました)、治療費も許容範囲内、自宅からの距離もまずまず(車で30分、通院頻度は大体月1回程度。治療内容によって時々2回)だったので、3件目の矯正歯科に決定しました。
現在1年3ヶ月治療し、来週ブラケットが外れる予定です。上顎の拡大装置は継続です。
治療経過も次回書いていきます。