勉強もせずに、「自転しながら公転する」を読み終わりました。
冒頭の結婚式のシーン、
てっきり、主人公とニャン君とのものだと思っていたんですが、
何と!
なーんと!
それへ主人公の娘の結婚式でしたー!
主人公はちゃんと貫一君と
結婚していました!
いい意味で裏切られて
汚れきったおばあちゃんの私は反省しました。
なんか清々しいぞ。
そしてラストシーンで、
主人公は娘にこう言うのです。
「別にそんなに幸せになろうとしなくていいのよ。幸せにならなきゃって思い詰めると、ちょっとの不幸が許せなくなる。少しくらい不幸でいい。思い通りにはならないものよ。」
貫一君と都の間に生まれた娘は
都と同じように、貫一君の良さが理解できる女の子に育っていました。
好きな人と結婚できて、
そして今も幸せに暮らせていて良かった、と汚れた心の私は反省しました。
ニャン君と結婚するかと思ったら、
ニャン君は、都が年上過ぎて引いて逃げたとは!
一回りくらいたいした違いじゃないのに!
愛があれば。
面白かったです。
自転公転。
ドラマの藤原季節さんが
めっちゃカッコよくて楽しいし、
久しぶりに楽しく小説を読みました。
ありがとう自転公転。