病院で「自転しながら公転する」を
読んでいます。
で、主人公の母が娘の恋人が
家にしのびこんで来るのを見つけたけれど黙っている場面があって、
何だかそこが凄くわかって、共感して
じ~んとしました。
お母さんは重い更年期障害で苦しんでいます。
娘は恋愛の真最中。
お母さんは
「命短し恋せよ乙女」を
ものすごく実感しているんだと思います。
娘には青春を、恋愛を
謳歌してほしい。
その気持ち痛いほどわかります。
という、主人公とは関係ない母親目線の文章に感動するおばあちゃんの私なのでした。
人を好きになるのは錯覚だけど、
とても素晴らしいことだと思います。
今となっては恋愛感情を
信じることができませんが
(そのうち事情や自分や相手の気持ちが変わるから。変わらないことがあると素晴らしい、かも?)
親子の情はそれよりは長期的には強い。
短期では恋愛に負けるけど。
負けなかったら恋じゃないよね。
いや、ほんとに
命短し恋せよ乙女、です。