上記のリブログ記事。
フォローして、
いつも読ませていただいている…
「広島大学病院乳腺外科ブログ~広島の乳がん医療に取り組みます~」
いつも参考になる記事をありがとうございます。
 
今回の記事を読んでいて
とても切ない気持ちになりました。
 
ここに書かれている患者さんと
私の病名は同じ。
浸潤性小葉癌。
 
私も市民検診の結果が届いた日から
手術直前まで
いろんな<怖い>を思っていました。
初めて乳腺内科クリニックへ行くこと…
初めて細胞診の検査を受けることになったこと…
初めて組織診の検査を受けることになったこと…
すべての検査の結果、浸潤性小葉癌と告知を受けたこと…
<まだまだ生きたいよ。親より先に死にたくないよ。>…
人生初の入院はともかく、全身麻酔しての手術なんて怖すぎる…
 
それでも乗り越えることが出来たのは…
①市民検診の結果を持参し、
初めて受診した
乳腺内科クリニックのドクターは
サバサバした感じの女医さんなのですが
きちんと話を聞いてくれて
質問にはしっかりと答えてくれるドクターで
信頼できる人と感じることができたこと。
このドクターに紹介された医師が
現在、通院している病院の主治医さまです。
クリニックの看護師さんも
こんな私を励ましてくれて
優しく背中を押してくれるような
言葉をかけてくれる素敵な人でした。
②現在、通院している病院の主治医さまから告知され、
手術→放射線治療→ホルモン剤療法で
治療を進めると説明があったとき、 
どうしていいのかわからず思わず、突然、
<まだまだやりたいことがあるので!>
…って言ってしまった私に
主治医さまは
「いいことじゃないですかぁ。まだまだやりましょうよ!」
…と言ってくれました。
この一言が私の勇気のひとつになりました。
入院前に「術前検査」という名の
オリエンテーションを受けるのですが
ここで看護師さんとコミュニケーションを取れたことも
私の気持ちの中では大きいかな。
 
病院や医師との出会いも
ご縁ですよね。
 
こんなこともありました。
細胞診、組織診を受けていた頃、
<手術とか言われたらどうしよう>
…っていう不安から
スマホで「乳がん」と検索しすぎていた時期がありました。
<この病院、なんなの?>
…って思うほどの
高額治療費が明記されているものや
とにかく不安になっている
患者さんにつけ込んでいる医療広告が多くて
逆にそれが怖くなっちゃって
検索するのを止め、
<今は、主治医さまからお話しのあったことを頑張るだけ。
私は患者さんなんだから、
わからないことや不安なことは
「教えてください」って言えばいいんだ。>
…と思うようにすることに決めました。
 
リブログ記事に出てくる患者さんの涙。
目を閉じるとその姿が想像できそうな想いの私です。
 
検診の大切さや医師との信頼関係の大切さを
考えさせられるお話しでした。