こんばんは。お月様
 
2011年2月22日・現地時間12時51分に発生した
「クライストチャーチ地震」から
1年が経とうとしています。
 
当時は、
テレビの報道番組で報じられる現地の様子をみながら
〔可哀想に…〕
〔行方不明者を早く発見してあげて!!〕と思っていました。
 
そして、
この数日後に
あの怖ろしい時間(東日本大震災)がおきるなんて
思ってもみませんでした。
 
改めて、
Wikipediaで
この「クライストチャーチ地震」について調べてみました。
 
そして、
この地震の概要・地震象・被害・データの項目について
書き記したいと思います。
 
 
 
 
 
【カンタベリー地震(2011年)】
 
 
   カンタベリー地震(カンタベリーじしん)は
   2011年2月22日12時51分(現地時間)に
   ニュージーランドのカンタベリー地方で発生した
   モーメントマグニチュード6.1の地震。
   特に被害を受けた都市
   クライストチャーチの名を取って「クライストチャーチ地震」、
   また単に「ニュージーランドじしん(NZ地震)」と
   呼称される場合もある。
 
   *概要*
   震源はクライストチャーチ近郊のリトルトン付近で、
   震源の深さは約5Kmである。
   この地震以降、
   2000回以上の余震を記録している。
   同地域では
   2010年9月4日にもマグニチュード7.0の地震が発生しており、
   関連も指摘されているが、
   現時点では詳しい関連性は分かっていない。
   ただし、
   今回の地震は
   2010年の地震の震源断層(太平洋プレート内)の延長線上における
   地震空白域となっていた活断層で発生している。
   また、
   今回の地震から4ヶ月近く経過した同年6月にも
   同地域でM6.0の地震が発生している。
   12月23日、2階にわたってM5.8の地震が発生した。
 
   *地震象*
   右横ずれ断層に逆断層の成分が加わった地震で、
   最大の滑り量は破壊の開始点付近にあり、
   1m程度と考えられている。
 
   *被害*
   クライストチャーチ周辺が被害を受けており、
   クライストチャーチ大聖堂の塔が崩壊し、
   市内の多くの地域で停電や断水が発生した。
   また、
   クライストチャーチでは
   観測史上最大規模の液状化現象が発生し、
   カンタベリー大学の調査では
   被害家屋は40000-50000棟に上るとされている。
   さらに、
   地元テレビ局カンタベリー・テレビ(CTV)の入ったビルが倒壊し、
   同局の関係者や
   このビルに入居していた語学学校の生徒・留学生らが巻き込まれ
   多数の死傷者が発生した。
   クライストチャーチ国際空港も
   管制塔が崩れるなどの被害を受け一時閉鎖されたが、
   まもなく再開された。
   2011年3月3日、
   ニュージーランド政府は、
   生存者がいる可能性はないなどとして
   同国は行方不明者の捜索を中止したと発表した。
 
   *データ*
   2012年2月9日、
   ニュージーランド警察は被害者数を以下のとおり発表した。
   ●死者・・・185人
    ・死者の出身…15の国と地域
     ・ニュージーランド97名
    (クライストチャーチ・86名、ワイマカリリ&セルウィン・8名、
     リトルトン・1名、ウェリントン・1名、不明/その他・1名)
     ・日本28名
     ・中国23名
     ・フィリピン9名
     ・タイ6名
     ・イスラエル3名
     ・韓国2名
     ・カナダ1名
     ・アイルランド1名
     ・マレーシア1名
     ・ルーマニア1名
     ・セルビア1名
     ・台湾1名
     ・トルコ1名
     ・アメリカ1名
     ・カンタベリー地震(と直接関係のある死者・4名
     ・身元不明の死者・4名
   ●失業者-約5万人(クライストチャーチ市中心部の商業地区での推定)
   ●停電世帯-約2万世帯(全体の15パーセント)
   ●断水世帯-約5万世帯(全体の33パーセント)
   ●倒壊や崩壊の危険がある建物-約4200棟(クライストチャーチ市のみ)
   ●被害総額-約200億NZドル(前年9月の地震との合計)
 
 
 
 
 
本当に多くの人命を失い、
多くの被害があった地震だったということを改めて感じました。
 
もう、
大きな地震が発生しないように…
 
そして、
この大地震でお亡くなりになった
185名のご冥福をお祈りしたいと思います。