千夜一夜物語 46 | 静かな夜に

千夜一夜物語 46

素人が書いた妄想小説です

嵐のにのあい  非リアル設定です




マサキ's 王宮日記

ギュッとカズの腕が俺の首に巻き付く…
初めてカズからしてくれた行為…
その事に驚きつつも嬉しく思った


ずっとカズとこうなりたかった…
だからカズが唇 を重ねるのを受け入れてくれた時
凄く嬉しくて幸せな気持ちになった
調子に乗って舌 ま で入れ ちゃったけど…
……だってカズが『優しい』って言うんだもん…
優しいだけじゃないんだぞって、なんだか
わかんないけど、そんな風に思っちゃってさ…
そしたら、そのあとカズがあんな顔するし…
少し息があがって、元の色白な顔が全体的に
うっすらピンクになってるの
瞳は水分含んでてうるうるだし、なにより
あのトロンとした表情…

「……そんな…顔しちゃ…ダメだって……」
って言っても、本人はわかっていないのか
首を傾げるし……またそんな表情も魅力的で
どんどんと煽られていく…
結局我慢がきかなくて、カズを押し倒したけど…

唇 を合わせるだけじゃなくてその先に進みたい
服の中に手を入れ、胸 の一点 に触れる
ビクッと身体が反応するのを見て、
最初の時を思い出した…
歯をくいしばって、泣きそうになっていた顔
思わず手を引っ込めようとしたら、
カズから俺の首に腕を絡めてくれたんだ

そんな事したら、期待しちゃうよ?
もっともっとカズが欲 しくて堪らなくなる

カズの服をはだけさせ、胸 の一点 を口に含む
俺が舌 で その一点を 転がす度に
カズの余裕のない声が聞こえてくるけど、
その声は甘いからそのまま進めていく…
カズの下衣の中に手をいれ、中心に触れると、
もうゆっくりと反応しているソレ…
「…こっ…国王さま……」
大事な所を触られて少し焦っているカズは
ものすごく可愛いんだけど…
一つだけ気になることが……
「……カズ…国王様じゃなくて……名前で呼んで…」
唇を合わせ、カズの中心を触りながら言う
「…名前…」
「…そう…マサキ…って…呼んで……」
…せっかくカズと甘い雰囲気なのに、
『国王様』なんて言われると
途端に一枚壁が出来たみたいに感じる
「…ねっ…呼んで……」
そう言いながら、首筋や耳たぶ…頬に瞼…
色々な場所に唇で触れていく…
「……マ…サキ様……」
少し照れながら、俺の名前を呼ぶ
嬉しくてそれだけで心は満たされる…

手は絶えずカズのモ ノを触っていると、
さっきよりも息があがり、身体も熱くなっている
カズのモノもも う限界みたい…
「……あっ…もう…出… る……
触るの…やめ…っあぁ…………」

手には暖かいカズが今出したもの…
これで足りるかな…
カズの後 ろにそっと指をあてがい、
ソレを塗り込もうとすると途端にカズの身体が
緊張で硬くなったのがわかった…
「……怖い…?」
カズに聞くと首を横に振り、
必死にしがみついてくるけど、なによりカズを
傷つけたくないから
今日はここまでの方が良いかな…と
カズを抱きしめながら考える…
ちょっと自分のモノが苦しいけど…しょうがない…
こうなれただけででも奇跡なんだから
カズの気持ちを優先に…
するとカズが
「……マサキ様…大丈夫…ですから……」
小さな声で言う
でも今日はやめとこうよと言おうとしたとき

「俺は…マサキ様を…もっと知りたい…」
とカズが俺を見つめながら呟いた


……だから…

またそんな煽るような事を言って……


知らないよ……


……自分でも、この先…どうなるか…
わからないんだから……