僕のヒミツ second 27 | 静かな夜に

僕のヒミツ second 27

素人が書いた妄想小説です

嵐のにのあい  非リアル設定です

BLチョロッとだけ



(side  A)

昨日の部長さん、課長さん、翔ちゃんと俺…
そして、昨日と違うのは隣に
二宮がいるということだ

二宮に課長さんが昨日と同じ説明をし、
返ってきた言葉は……
「俺は何も望みません……
ただ一つ望むとしたら、二度と俺に
近づかないようにしてほしいって事ぐらいです…」
と、キッパリ答えた


……これは、昨日四人での話が終わった後、
二宮の家に行き、会議室での内容を伝え
どうしたいか二宮と考えた結果だった


「それでいいんですか…?
二宮さんのされた事を考えたら、
警察に訴えてもいいレベルだと思いますが……?」

この言葉を聞いて、部長さんと課長さんは
本当に信頼出来る人なんだなと思った…
ある程度は翔ちゃんに
何があったか話を聞いているのだろう……
誰でも自分の会社や、部下の不祥事は
隠そうとするのが常なのに
この人達は、訴えなくていいのかと聞いてくる……


「……訴えたり、いきなり解雇して黒田が…
逆恨みしてくるのも…怖いですし……」
……うん…これも昨日二宮と話し合った…

「……ですので、そちらの監視下にあった方が
俺も安心です……
社内での処分はおまかせしますので……」
そういうと二宮は
「……ダメですか……?」と上目遣いに
二人をみた

ちょっとっ!!上目遣いってなに?!
それは、想定外よ?
部長さんと課長さん、
赤い顔して視線が泳いじゃってるよ…
「にっ……二宮さんが
それでいいとおっしゃるなら……
……もし、黒田の事で何かありましたら…
ご連絡下さい……早急に…対処致します…」


部長さんと課長さんが帰り、会議室には
俺ら三人……
「……これで…大丈夫だったかな……まぁく……
あっ…相葉さんっ!!」

それまでやりとりを聞いていた翔ちゃんが
「ブフォっ!」と笑いだした……

「お前達、わっかりやすいな……
雅紀はずっと二宮の事、意識して見てるし、
二宮は……今までの角が取れて
まぁるくなったな……
二人でいるとオーラが……ピンク色って感じ?
雅紀……これから大変そうだな……」


そうなんだよ……翔ちゃん…
昨日、二宮の家でさっきの打ち合わせをした後
やっぱり、どちらからともなく求めあって
抱き合って、寝たんだけど…
朝起きても、二宮はずっとあんな感じ…

ふんわりしてて、可愛いが駄々漏れ…
お陰で一緒に乗って来た電車では
二宮を嫌らしい目で見る輩を牽制しなきゃだし、
会社についてからも、同僚から
「…ねぇ…二宮どうしちゃったの?
あんなに、色気あるやつだっけ?……すっごく…
可愛いくない…?」
って言われちゃう始末……


会議室からデスクに戻っても
周りは二宮の色気にどよめきたってて
気付いてないのは、二宮本人だけ……

そんな二宮が俺をチラッと見て
笑うものだから……
昨日のベッドの中の二宮を思い出しちゃって

俺はもうノックアウト……

二宮が可愛いすぎて…
どうしよう……