こんにちは
歯科医師の小出一久です。
医療法人の設立のコンサルタントとして3年ほど活動しています。
この活動の中で、医療法人のメリットや活用に関してお伝えしています。
大多数の歯科医師は、個人事業で医院経営をしていて医療法人を設立する歯科医師はごく一部にとどまっています。
なぜ歯科医師が積極的に医療法人をつくらないのか?
私の活動の中で、このことについてずっと考えています。
理由の一番は、情報の無さです!
つまり、私たちは医療法人に関する情報発信をしているのですが、それがまだ先生方に届いていません。
そもそも医療法人に関するフェアな情報というものが本当に少ないです。
正確な情報を知ったら、これまで医療法人を創らなかったことを必ず後悔します。
そこでは、先生方が身近な相談相手として医療法人のことについて選ぶ相手に問題があります。
先生でしたらどなたに相談されますでしょうか?
私が関係した先生方は、多くの場合医院の顧問の税理士さんに相談をします。
これって正しいことでしょうか?
私は、ここには落とし穴があると思っています。
つまり、その税理士さんが医療法人に関する正確な、フェアな情報を持っているかと言うことが問題です。
先生が納得がいくような説明ができるのであれば問題はありません。
しかし、その税理士さんが正確な、フェアな情報を持っていないにも関わらず、自分の印象だけでアドバイスしたら最悪の結果になりかねません。
もし、デメリットを強調して、メリットや魅力を伝えられなかったとしたら、先生方はそれを信じて医療法人を創らない選択をするでしょう。
そこから被る損害を考えると、大きな問題であると思うのです。
情報はとても大切です。
しかし、診療以外の情報を大切だと考える歯科医師は少数派のように感じます。
今の時代に情報を拒絶したら成長も、発展もないと私は思っています。
自分にとって何が必要かということを知らずに、現状維持を目指せば被る損失はとても大きなものになります。
頑張ってください。応援しています。