原作とか脚本とか

色々問題が出てたこの頃

この作品の名前を聞いたので

初めて観た

 

はーーーー!

これ40年前なんですか?

はっーーーー!

色々な意味で玉手箱やん。

 

『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(1984年、日本)

 

ラムだっちゃ。だ。

私はうる星やつらをパチンコでしか知らない。だからフンワリしか登場人物を知らない。(テンちゃんが可愛いのは知っているがラムちゃんの従弟だとは知らなかった。)

そんな私でも話にはついていけたので良し。

 

物語は学園祭準備の日々から始まる。ーーー

友引高校の面々は毎日学園祭準備に勤しみ、泊まりもありで疲労困憊の日々。(学園祭準備で泊まりがある描写に驚くけどね。すごい時代だ。)夜中の買い出しに街へ出た面堂とあたるが人気のない街を走り抜けると不思議なチンドン屋を見かける。次の日、担任の温泉マークさんが疲れ果てサクラ先生に薬もらい家に帰って休むように言われる。温泉マークさん家に帰る。サクラ先生が温泉マークさんに渡した薬間違えたことに気付く。サクラ先生が爆速で温泉マーク家に行くとカビと埃だらけの中に佇む温泉マークさん発見。サクラ先生、温泉マークさん救出。

 

喫茶店、温泉マークさんがサクラ先生に話し始める。

 

もし、同じ一日を繰り返しているとしたら。

 

どうしても思い出せないんです。

今日は何月何日ですか

この格好から考えて冬なのかもしれませんが

この汗は冷や汗なのか

陽気のせいなのか

では、さっきから聞こえるコレ(蝉)は幻聴ですか。

ーーーーー

 

はい。ということでループものです。

学園祭前日ループです。

それにいち早く気付いたのが温泉マークさんでサクラ先生と共に調べ始めるが、、、ってな感じのストーリーです。

 

サクラ先生と温泉マークさんの喫茶店のシーンもラム達がヘンテコな友引高校内を探索するシーンも、構図が凄すぎて40年前?どういうこと?と、思うばかり。これは後年の映画にかなり影響を与えただろうなと実感できます。

 

ま、そこらへんは誰かの詳しい映画レビューでも観ていただければ。

 

サクラ先生の声優さんが最高で大好きと思ったのでWikiで確認したら鷲尾 真知子さんで衝撃を受けると共に、夢邪鬼は藤岡琢也さんと知って更に衝撃を受けました。(検索して、顔見たら絶対分かるから。特に藤岡さんは『渡る世間は鬼ばかり』のイメージしか無かったので、あんな軽快な喋りするなんて知らなかった。)

 

新しいってなんですかね。

古いって存在するのでしょうか。

 

この作品は誰かにとって懐かしく、誰かにとって真新しい。全てはループの中で、私達はその僅かな期間をそれぞれの目で覗いているだけ。

 

それならば、言えることは

 

老害も

今時の若者も

 

存在しないってことじゃないでしょうか。

 

貴方は若くもなく老いてもいない。

ただの一瞬の隙間にいるだけ。

 

気持ちを楽にする方法の一つとして

私を取り巻く時間を捨てるのは

もしかしたら今後アリなのかもしれません。

 

全部結局夢なんだし。