会話をしていると稀に
自分自身が一番不幸じゃないと
納得しない人がいる
ちょっと大変だったこと
ちょっと困ってること
その返答に必要なのは
「うんうん」「そうだね」程度でいい
それなのに
「いや、私も」「でも、私の経験では」
「私なんか」
いや、知らんがな!
会話やろ!キャッチしたら、返せ!
毎回毎回不幸の終着駅欲しがるなや!
と、そんな人に読んでほしい本がある。
父は他界して、弟はダウン症
母は車椅子ユーザーでコロナ禍に大手術
間に祖父の葬式からの〜
祖母タイムスリップ
そこに残された長女(作家!)
長女!絶対あかんやろ!
『もうあかんわ日記』
著:岸田 奈美
読むと勝手に脳内で『ザ・ノンフィクション』が上映されるほどの荒波の日々。前後編で二週間放送になるレベルの充実度。大体のエッセイって、一つの内容じゃないですか。タイムリーパーおばあちゃんだけでも一大事なのに、全盛りですからね、この本。それなのに笑えるんですよ。コメダ珈琲で危うく一人でモーニング食べならが本読んで爆笑する危ない女になるところでしたからね。
私が特に好きなのは豚さんの箇所。お母さんの人工弁は豚さんのらしくて、お母さん養豚場のドキュメンタリー見ちゃったし感謝もあるから、豚さん食べられへんかもって言うんですよ。。。。口では。
でもいいトコのしゃぶしゃぶ届いちゃってね。
おネギで巻くと美味しいよね、、、って。
出汁でいったら旨いよね、、、、って。
いっちゃうよね。
わかる、その気持ち。
全てに優しいツッコミが入る世界の本。
何気にいまのところ今年一笑った本です。
●道産子ですがとうきびチョコはホリしか食べた事無いんですけど、「チョび」美味しいの?買っちゃうよ?姉に言ってホンコンやきそばと一緒に大量に送ってもらっちゃうよ?